今日のスタパ周辺は終日良い天気に恵まれました。
最近(と言う訳でもないですが)スタパドームで電視観察や写真撮影をする機会が多くなってきました。
少し撮り慣れて、クオリティーにこだわり始めるようになると、やはり望遠鏡に入る余計な光(=迷光)をできるだけ少なくした方が良いことに改めて気付かされます。
デフォルトの状態ではメインの40cm望遠鏡は前面の補正レンズがほぼむき出し、電視観察用10cm望遠鏡もフードがかなり短い仕様です。
この状態だとドーム内の照明を完全消灯しないと天井からの反射光でカブリが発生してしまいます。
ゲストのいない状態での撮影ではそれが可能ですが、照明を消灯できない場合も多いので迷光軽減とレンズの結露防止効果を狙ってフードを着けることにしました。
10cm望遠鏡のフードは100円ショップの玄関マット(黒色)をゴムバンド(3本セットの2本)を巻き付けただけです。
黒色のざらついた材質なので迷光を効果的に遮断し、若干の保温性もあるので放射冷却をカットして結露防止になると思います。
40cm望遠鏡のフードは着脱のしやすさに特化したかなり短いものです。
無いよりはマシといった程度のものですが、まあ気は心で通常の観察会のときはこれを使用します。
40cm望遠鏡で本気の撮影をするときはこちら、
ドーム内の反射光や地上からの光をかなり本気でカットできますし、補正レンズの放射冷却を少し軽減することができるはずです。
オーナー様、
シュミカセやマクカセは、フードが必須ですね。
笠井さんのところの昔のロシア製マクカセはメーカー製のねじ込みフードが付属していました。この点はすごく良かったと思います。
それらが無くなった今、市販や自作の巻き付けフードをお使いになっている方も多いと思います。私も以前使っておりました。しかしこれがどうしても平行につけられず、ややいびつになってしまい、口径がケラレてしまうことになりがちでした。まあ、ほんの少しなので気にしなけば良いのですがどうしても気になってしまい結局今はフードレスで使っております。
やはりメーカーさんには、付属の(オプションでも構いません)フードを付けていただきたくお願いしたいところです。