地獄の茨城ツアーに行ってきた

今日のスタパ周辺は曇りのち雨、昨晩は遅くなって良く晴れたようですが・・

「ようですが」というのは少し無責任ですが、実は昨日の早朝(AM2時)から茨城方面に行ってきました

昨日は東国三社ほかの神社巡りや水族館

開けて今日は海からの日の出観察や

ひたち海浜公園のコキア見学やまたもや神社巡り

帰る途中に寄り道してあしかがフラワーパークのLEDライトアップイベントの見学などなど

2日間遊び尽くした感じで、いつ寝たのかしらと?・・と思うようなまさに地獄の茨城旅行でした

前職のとき本社が茨城にあったのでわりと足繁く通いましたし、親しみは感じていたのですが、ここまで濃い観光をしたことがなかったので楽しかったです

写真もたくさん撮ったので追って詳しい旅行記をアップして行きたいと思います

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紫金山・アトラス彗星(C/2023A3)その後2

今日はやや雲の多い天候です

さて一昨日観察した紫金山・アトラス彗星ですが、少しアップの写真も撮ってみました

コントラスト強めに処理しましたがそれでもかなり長く尾が伸びているのが分かります
(だいたい10度くらいかな)

しつこいですが私的にはギリギリ大彗星といえるかな・・?というレベルの彗星です

次に太陽の近くにやってくるのは8万年後なので一生に一度のこと・・なんて一尾の方が大騒ぎしているようですが、大彗星といえるレベルはほとんどが一生に一度しかやってこない

特例はハレー彗星くらいですが、それも76年周期だし回帰ごとに大彗星になるわけでもないです

それでも大彗星といえるレベルのものは10年に一度くらいはやってくるので、次に来るのは8万年後なので絶対見ようというのはちょっと違うと思うのです

そして彗星の場合、肉眼で見るより写真に写すととても派手になり、とにかくフォトジェニックなので詳しくない方はこれに騙されやすいです

天の川と一緒に移っているところを見ていただくと想像できると思うのですが、天の川が見えるような条件のところでなければ尾が伸びている様子もはっきりは見えないです

都会でもある程度しっかりした双眼鏡などを使えば頭の核の部分を見つけることは可能ですが、面白いと思えるかどうかは個人差の大きなところかと思います

ところでこの彗星、写真に撮って初めて分かる学術的には少し珍しい構造を持っています

ネックライン構造と呼ばれる彗星頭部から通常の尾とは逆方向に延びる細いビームのような尾があることです(上の写真で彗星の頭の部分を拡大すると見えると思います)

はじめ通常の尾と逆方向に出るアンチテイルかと思ったのですが、アンチテイルとは原理が異なる現象のようです

個人的に初めて知った現象ですし、初めて観察できたので(散々けなしておいて何ですが)かなり満足度は高いです・・・

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紫金山・アトラス彗星(C/2023A3)その後

今日は朝から晴天で夜も良く晴れてくれました

今日は自治会主催の秋祭りでした

今年は役員を引き受けているので朝からお手伝いでした

夕方になって空を見ると素晴らしい好天

天候が優れずしばらく見えなかった紫金山・アトラス彗星が見えるかと外に出ると、先日みたときよりも暗くはなっているものの、薄明や月の影響が少なかったのが肉眼では結構長い尾が見えていました

肉眼でも双眼鏡でも4~5°くらいの長さに尾が見えていましたが、写真ではその倍以上まで伸びているのが写り、天の川から飛び出して落ちてきたような感じに写りました

この彗星、個人的にはあまり期待していなかった(期待してがっかりすることがとても多い)だけに予想外に楽しめましたが、天候に恵まれればもう少し楽しめそうですね

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古スコ整備 その4

今日は曇りのち雨

先日整備した古スコにとりあえずモータードライブを取り付けたのですが、いざ使い始めてみると、取り付けたモーターと鏡筒が干渉する影響が予想以上に大きいことが分かりました

具体的には天の赤道より10°以上北(赤緯10°以上)にある天体が子午線より東側にある天体を見ようとしても鏡筒や微動棒がモーターに当たってしまい向けられないというわけです

ちょうど昇り始めた冬の星座の中にある木星や火星を導入しようとしたら、鏡筒にぶつかってしまい全然観察することができませんでした

今回はとりあえずモーターを取り付け、動作状況などを確認できれば良いと考え最小限の部品追加と改造加工にするため微動軸に直結したのですが、やはり無理があったようです

写真のようにスパーギヤを組合わせてウォームギヤの下側にモーターを配置すれば、子午線越えしない範囲での干渉はかなり抑えられそうです

先日取付用に追加したL字金具をさらにアルミプレートで延長するようにしてモーターを取り付けできそうなのでこの方向で改造を進めたいと思います

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昇る冬の星座たちの動画

今日は曇りのち雨

天候が優れませんし、月も明るいので今日はゆっくりお休み(?)

彗星騒ぎで少し間が開いてしまいましたが10月9日の夜に撮影した星景動画をアップします

10月も中旬になると少し遅い時刻には冬の星座たちが顔を揃えます

一等星が7個も集まる冬の星座ですが今シーズンはその中に木星と火星がいるのでいっそう豪華です

寒くなると放射冷却の影響で夜露が降りやすくなります

この動画では終わりのほうでレンズに結露して星が玉ボケして行きます

失敗といえば失敗なのですがボケると星座が分かりやすくなって面白いです
(もちろん負け惜しみです・・・)

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ある日の惑星

今日は晴れのち曇り

スーパームーンのはずでしたが月は雲の上でした

ここのところ彗星騒ぎで忘れがちなのですがこの秋は太陽系で地球より外側を公転している惑星たちが見頃になっています

13日の夜に幾つか同じ倍率で写したので大きさ比較と見え方比較の参考のため並べてみます

宵の口には衝を過ぎた土星が

それを追うように最遠の惑星海王星が

少し遅くなると天王星がおひつじ座とおうし座の境界付近に

木星はおうし座のふたご座よりに見えています(高く昇っていない状態で撮影したので写りがボケボケです)

さらに遅い時刻には火星もふたご座からかに座あたりをうろついているのが見えてきますが現状ではかなり遅い時刻にならないと観測できません

上は10月1日に撮影したものです

今シーズンの火星は来年1月に最接近となりますが小接近なのであまり大きくならないので見ごろは12月に入ってからでしょうか

とりあえず火星から海王星までを並べてみました

地球から見た大きさの違いがわかると思います

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古スコ整備 その3

今日は曇りのち雨も予報でしたが夜には雲が切れて星が見える天候になりました(月が明るいですが・・)

先日整備した古スコにモータードライブが取り付けられないかアレコレ検討していました

もともと純正のモータードライブが取り付けられるようになっていたようで取付け金具を少し工夫すれば何とかなりそうな気がします

ジャンクBOXを漁っていたらスカイウォッチャーの赤道儀EQ3タイプ用の後付け用モーターのセットが出てきました

少し接触不良で動作が不安定だったため塩漬けになっていました

EQ3は赤経用ウォームギアが120歯のためこのセットを使うと今回の古スコ赤道儀(144歯)だと少しスピードが遅くなります

120歯用のモーターは12分は1回転ですが、144歯用は10分で1回転にする必要があります

調整ができる回路になっていないかとコントローラーBOXを開けたら目に付くところに可変抵抗が(矢印)があって一番右に回したら11分10秒くらいで1回転するように少しだけスピードを落とすことができました

これだと10分に月の視直径の半分くらい追尾が遅れる計算になりますが、多少高倍率(100位?)にしてもしばらくは視界に天体を捉えておくことが可能ですので眼視観察メインならそれほど困らないかと思います

モーターはL字金物をひとつ追加、純正のモーター取付け金具に穴を開けて取付けました

モーター直結なため手動微動は使えませんがとりあえず違和感なく使用できそうです

鏡筒を南東の方向に向けるとモーターと干渉してしまうので死角は少しありそうです

この辺は純正品でない弱みですね・・

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今日は芋掘り 2024

今日は雲多めな一日でしたがスタパ農園(?)でおかみが育てたサツマイモの収穫をしました

まずは地上部分を慎重に取り除き、初めは手作業で、最後はスコップでガシガシ掘り起こしました

去年に比べると少し収穫量が減った感じですが、それでもしばらくはお芋が楽しめそうです

芋蔓(葉の茎)の部分は太いところは皮を剥いて、細くて青いところはそのまま、少し茹でてからキンピラにしました

芋蔓は大量にあるし、そこそこ美味しいのですが、処理がたいへんなので今年はこれだけ・・・

お芋のほうは少し日干ししてからいただきます

夜は何とも悩ましい薄曇り

薄雲の上の月は何とか撮影できました

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今日も紫金山・アトラス彗星

今日も日中は良い天気、夜になって少し雲が出ました

月が明るいのであまりまじめに星の写真という感じでもないのですが、夕方は何とか紫金山・アトラス彗星が見えそうなので再チャレンジ

予想していたよりもだいぶ明るいようで、今日は肉眼でも7~8°の尾が見えました
(撮影は昨日と同様ケンコースカイメモSにOM-1を載せZUIKO50-200mm/F2.8-3.5を着けています)(50mm/F2.8/ISO6400 2Sec7枚コンポジット)

8×42の双眼鏡の実視界7.5°いっぱいに尾が伸びている様子をみることができました

層状の薄雲があり完璧な写真にはなりませんでしたが、彗星の尾は下側にも伸びていてアンチテイルという少し珍しい現象も眼では見えませんでしたが捉えることができています

今夜はおかみと一緒に出かけたので記念写真を撮ってもらいました

金星と彗星とのスリーショット

雲が多いので詳細な画像を撮ることをあきらめ動画にしてみました

ギリギリ大彗星といえるレベルでしょうか・・・

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紫金山・アトラス彗星(C/2023A3)を見ました

今日は日中からまずまずの天候で夜は良く晴れてくれました

話題の紫金山・アトラス彗星、一時の予報よりも少し明るくなっているという情報があったので西側がよく開けている(スタパから徒歩で15分ほどの)高原大橋の近くまで行って観察してみることにしました

ケンコースカイメモSにOM-1を載せZUIKO50-200mm/F2.8-3.5を着けて撮影に臨みました

日没後に薄明が少しずつ暗くなるにつれて、肉眼で彗星が見え始める前にカメラのファインダーで彗星を見つけることができました

肉眼ではもの凄く淡く小さく微かに尾が上に伸びているかなぁ~? という下の写真をさらに淡くした印象でした(50mm/F2.8/ISO400 1/3Sec7枚コンポジット)

写真では暗くなるにつれて少しずつ尾がハッキリ写るようになりましたが肉眼では雲に邪魔をされて存在さえ怪しかったです(96mm/F3.2/ISO4002.5Sec10枚コンポジット)

ギリギリまで粘って撮ったのがこちら200mm/F3.5/ISO1600 5Sec6枚コンポジット

かなり雲に邪魔をされましたが彗星らしく写りました

でもやっぱり写真じゃなくて肉眼でこういう彗星を見てみたいですね・・・

その後少し雲が広がったのですが、薄明が完全に終了した頃には快晴になりました

月が眩しく感じる月齢になってしまいました

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