最近望遠鏡が高くないですか? その2

今日は日中雲多めでしたが、夜はまあまあの晴れ

おかげでゲストに星空を楽しんでいただくことができました(写真は観察会のときに撮影したM82-M81です)

さて先日、最近望遠鏡が高いという話で頼りにしていたビクセンの「ポルタⅡ-A80Mf」がマイナーチェンジしてかなり高くなるかもというお話しをしたのですが、ネット上で販売されるようになりました

ネット上での実売価格は6万円前後で、従来の実売5万円前後から驚くほどのアップではなく少しだけホッとしています

私が同機を「推す」理由としては
・口径が80mmで無理のないF値のため惑星を見るのに最低限必要な150倍程度が無理なく得られること
・鏡筒の迷光処理がしっかりしていて安物にありがちなコントラストの低下が少ない
・3cm6倍のしっかりした光学ファインダーが付属している
・フリーストップ式の片持ちフォーク式架台が秀逸
片持ちフォークなのでシーソー型のように向ける方向によってバランスが崩れない
硬さ調整のできるフリーストップ式でクランプ操作の煩わしさがない
上下・水平とも全周微動
剛性がそこそこあり、安物にありがちなグラグラ感が少ない
などなど、基本に忠実に押さえる部分をしっかりカバーしている機種だと思うのです

ポルタ式経緯台が発売されて20年以上経過していますが、幾つかのメーカーからポルタのような望遠鏡販売されるようになっていることからもポルタが優れていることが証明されているように思います

この物価高のご時世ですので1万円の価格アップは「しょうがないか~・・」という感じでしょうか

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久々に木こり

今日も日中は良い天気出したが夜は薄雲が広がり月しか見えない・・・

さて久々ですが薪ストーブの燃料用原木を仕入れました

この先天候が良ければ数日間は玉切り作業になります

来シーズン用の薪は準備済なのでその先1年半くらい先に燃やす分です

薪は在庫がたくさんあればとても幸せな気分になるのですが、多すぎると置き場に困ったり、せっかく作った薪が腐ってしまったりということもあるので、在庫管理が意外に難しかったりします

まあ、薪ストーブ焚きはそういうのも含めて楽しむのが正しい作法なのですがね・・・

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富士とネモフィラツアーで神社巡り

今日もスタパ周辺は曇りの一日

さて今回の富士山方面ツアーもネモフィラだけでなく幾つかの神社巡りをしました

まず初めに訪れたのは新屋山神社(あらややまじんじゃ)

何でもこの神社、金運に恵まれるのだとか

さらにこの神社には富士山3合目あたりに奥宮があって行くのはたいへんなのだけれどもさらに霊験あらたからしいです

次に訪れたのが北口本宮冨士浅間神社

富士登山の富士吉田口の起点にある神社です

一昨年「三保の松原」と合わせて訪れた富士山本宮浅間大社(全国に祀られた1300余の浅間神社の総本宮)の富士山を挟んで反対にある神社です

社殿も立派ですが参道がとても趣のある神社でした

富士山信仰はかなり古くからあり登山口として有名な須走口にも富士山東口本宮 冨士浅間神社があります

こちらもとても立派な神社なのですが、何より感銘したのが狛犬

大きな火山岩の上に乗っていて、これほど躍動感のある狛犬を見たのは初めてのような気がしました

さて今回はもう一つ、不二阿祖山太神宮(ふじあそやまだいじんぐう)を訪れました

この神社、知る人ぞ知るパワースポット

富士山の噴火で何度も壊滅状態になっているそうですが日本最古の神宮と言うことになっているそうです

正三角形に建てられた異形の鳥居(三柱鳥居)の中央に立つと宇宙のパワーが得られるとか

他にもいろいろな不思議体験ができるスポットでした

富士山周辺はいろいろな神社があってけっこう楽しめました

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富士とネモフィラ

今日のスタパ周辺は曇りのち雨です

GWも終わり畑仕事が一段落したらネモフィラを見にゆくと暴れ出しました

日立海浜公園のネモフィラは有名ですが今年は見頃を過ぎてしまったようで行く先は山中湖

山中湖・花の都公園の一角はネモフィラが満開でした

もちろん眺めの良いところを選んで湖畔も散策しました

富士五湖の中で山中湖が一番好きな気がします

河口湖ほど騒がしくなく、本栖湖ほど寂れていない品の良い観光地といったバランスの良さが良いです

出先ではソフトクリームが必須のおかみ

ほんのり塩味の富士山ソフトとストロベリー味の赤富士ソフトをいただきましたよ

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最近望遠鏡が高くないですか?

今日は日中曇りがち、夕方少し雲が切れて月が見えましたが、その後また曇ってしまいました

雲間の月を愛でようと先日組み上げたファミスコ60改(D62/f400mm)をAZ-EQ AVANTに載せた赤道儀バージョンを持ち出しましたが、シーイングは最悪でまともに見えませんでした

月の写真も寝ぼけた感じがするのはそのせいです

さて今日のお題ですが、長引く円安の影響もあるのでしょうがコロナ以降の物価上昇に連動して望遠鏡の価格が急激に高くなっているように感じます

スタパでは従来から超初心者向けとして安心してお奨めできる製品としてスコープテック社のラプトル・アトラスシリーズは以前からジワジワ価格改定が行われてきて、当初と比べるとかなり高くなっています

でもここ1年くらいの他社の価格上昇を見ると、これがまだ可愛く見えてしまうのです

大人がある程度本気で星見趣味を始めるに当り購入する望遠鏡としてスタパがお奨めしていたのがビクセンの「ポルタⅡ-A80Mf」でした(下はポルタA80Mf)

実売5万円弱で入手できたのですが、ここしばらく品薄になって定価でも変えない状態が続いていました

最近になって「ポルタII-AE81M」へとモデルチェンジの告知がありました

小売価格が80300円(税込み)と口径が1mm増えただけですが約1.5倍の価格改定となりました

まだ市場に出回っていないので実売が幾らくらいになるか不明ですが、あまり気楽にお奨めできない金額になってしまうような気がします

ポルタは一例に過ぎませんが、ビクセン以外の海外メーカー製品でもある程度しっかりしたものはかなり高額になっているように思います

より高性能で、多様化している影響もあると思うのですが、ちょっと良いもので揃えようと思ったら乗用車が買えてしまうくらいの出費になりかねません

わりと高級志向に振れているせいで、初心者向けの低価格帯の望遠鏡が少しおざなりになっている感じがするのです

そして困ったことにその低価格帯のあたりに「これは明らかに粗悪品だろう」と思われる製品が大々的にネット上で販売されているのです

望遠鏡の場合、粗悪品であっても命に関わることはないですし、ほとんどの人が性能を評価できるほどスキルを持っていません(スキルを持った人は粗悪品に手を出しません)

それに売るほうも粗悪品という意識(知識?)がないままに販売しているのが現状かも知れません

望遠鏡が高価になった弊害のひとつであるように思います

ここのところミニスコでいろいろ遊んでいるのは実は安くて良い商品(=お奨めできる商品)はどんなものかを模索するためだったりします・・・

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今日も畑仕事

今日は曇りのち夜は雨です

日射しが無いので畑仕事にはちょうど良いということで、今シーズンの畑作り

まずは畑予定地に籾殻・籾殻燻炭・苦土石灰などをなどをすき込む作業

このあと耕運機(電動)で耕します

この先肥料をすき込み畝作りになりますが2週間くらい寝かせるのでしばらく畑仕事はお休みです

今日はこの作業の後、畑周りの境界に雑草防止も兼ねて植えたマツバギクがだいぶ拡がっているので・・・

ザックリと切り戻して、切り取った部分を別の部分に移植しました

雑草に負けずに根付いてくれると嬉しいです

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今日は「月」だけ

今日も晴れのち曇り

昼間とても良い天気だったので今日こそゆっくり星を見ようと思っていたのですが、日没後どん曇りに・・・

それでも何度か天候確認をしていると、ほんの少し雲の切れ間に月が・・・

慌てて望遠鏡をセットして準備するも雲からなかなか出てこない

それでもしばらく粘って何とか雲の切れ目から薄雲を通して出た月を撮影することができましたがその後はしっかり曇りました

昨日の穴掘り作業に続き今日は除草作業を始めました

外仕事が始まると夜更かしが辛くなります・・・

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畑仕事始まる

今日は日中晴れましたが、夜は曇ってしまいました

さてGWが終わってホッと一息といったところですが、スタパ周辺は新緑真っ盛り

そうなると家庭菜園が趣味のおかみは俄然元気になって、あっちをこうしたいとか、こっちをああしたいとか休むヒマがありません

今日は畑の外周部に防草シートを貼る作業と残渣堆肥作成用の穴掘りをしました

深さ30~40センチ、1m×2mの穴掘りは普段運動不足な私にとって結構な重労働で明日は起き上がれないかも知れません・・・

おかみはご近所から頂戴したネギの苗を大慌てで植え付けていました

ちゃんと育つかな~・・・

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各種鏡筒にファインダーを追加する

今日は雨のち曇り

日中のスタパは雲の中でした

さてここ数日ファミスコ60改(D62/f400mm)で遊んでいるのですが、

いくら低倍率が得意な鏡筒とはいえ「やはりファインダーが欲しいよね」ということで鏡筒に細工をしてビクセンファインダー互換の取付け金具を追加してファインダーを取り付けられるようにしました

そうなると(?)高倍率が得意なETX-90にドット式ファインダーしか付いていないのが気になります

以前はETX-90に5cmのファインダーを付けていた時期もあったのですがさすがにバランスが悪いので、ドット式ファインダーの代わりに3cm6倍ファインダーを付けて見ました

純正の光学式ファインダーはアイポイントがあまりにも短すぎて使いづらくほとんど使わないので、ドット式ファインダーよりは導入精度が上がると思います

今日はミードLX200-20(F6.3)にも電視ファインダーが追加できるようにしました

鏡筒のカメラ同架用のアクセサリプレートに下のファインダー台座を(カメラネジで)取り付けています

このファインダー台座、カメラネジで平面に取付けができるようになっています

以前はビクセン純正の2点止めのタイプしか手に入らなかったのですが、最近はいろいろなバリエーションの台座が入手できるのでいろいろ応用が効くようになっていてありがたいです

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流しの観察会セット 再考 その2

今日は日中薄曇りの一日でしたが薄明終了後に少しだけ晴れて月が見えました

その後また曇ってしまいました

さて昨日紹介した「流しの観察会セット 赤道儀バージョン」ですが、実天での確認をしました

写真左がファミスコ60改(D62/f400mm)をAZ-EQ AVANTに載せた赤道儀バージョン

見えかた参照用に中央がスペース10(D100/f1000mm)、右がETX-90(D90/f1250mm)を用意しました

ファミスコ60改は口径60mmとはいえ一応セミアポクロマート仕様の対物レンズのようで、眼視で観察している範囲では色収差があまり気になりません

口径の大きなスペース10やETX-90と比べると光量の面ではやや不利なのですが、解像度の面ではかなり健闘している感じです

ふたご座カストル、しし座アルギエバ、おとめ座ポリマといったわりと離角の小さな二重星が80倍であっさり分離しますし、125倍で見た月は明るさの面で負けますがETX-90に迫る解像度でした

短焦点なので低倍率から高倍率まで広い範囲をカバーできるのも強みです

モータードライブと赤経微動のクラッチ周りのかみ合わせに少しクセがあって、うまく使いこなすのに少し慣れが必要ですが、高倍率でも放置できるのもありがたいです

総重量4.5kgなのも◎です

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