スコープテック「ゼロ」がやって来た (5)

今日は曇り空の一日、夜には雨となりました。

ここのところ家からほとんど外に出ない日が多いのですが、油断しているうちにドーム脇のスイセンが満開になっていました。

例年なら大型連休に向けていろいろ外作業をしている時期なのですが、今年はさっぱり気合いが入りません。

さて昨日また買ってしまった望遠鏡、改造というか部品取りして、どうしたかというと「ゼロ」を赤道儀化するための台座+三脚という形で使いたかったのです。

超お手軽ベランダ観察用or月・惑星用赤道儀です。

お誂え向きに極軸の高度調整用機構も付いているので「ゼロ」が気軽に赤道儀化できてしまいます。

赤道儀にすると(極軸さえだいたい合わせておけば)赤経方向だけ回転させれば天体を追尾できるので、かなり高倍率でもフリーストップでスイスイ追尾することができます。

微動の必要性をほとんど感じないほどです。

さらに簡易的なものでも良いのでモータードライブがあればもの凄く便利になると思います。

現状で自動追尾しようと思うと下のように結構重装備になってしまいます。

まあこれでもバランスウエイトがないだけ同クラスのドイツ式赤道儀よりは軽量になると思いますが・・・。(誰かモードラ作ってくれないですかねぇ。)

まあこんな形で昨日の中古望遠鏡の架台と三脚の使い道が定まり、細かい部品の使い道もいろいろあるのですが、少し困るのは鏡筒。

口径80mmの屈折鏡筒を捨てるのは忍びないですが、出番があるかどうか?

とか考えつつレンズを清掃したら、予想以上にとてもきれいになってしまいました。
(上下で清掃前と後の違いがわかります。)

しかもちょっと調整したら(写真には写っていないですが)ニュートンリングがドンピシャにど真ん中で同心円状に見えます。(2枚のレンズの間隔が均等である証明で、偏心している場合は良く見えないことが多い)

なので見え味もかなり良さそうです。(当時の望遠鏡はオール国産)

樹脂製鏡筒なので若干耐久性は劣るかも知れませんが、ほぼ同スペックのポルタA80Mfの鏡筒より軽量です。

何だかいろいろ使い道がありそうです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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