今日はひたすらPC作業

今日も日中はまあまあの天候でしたが、夜はしっかり曇りました・・・

さて今日はひたすらPCで文書作成作業の一日でした。

今月末に姫路で開催予定の日本公開天文台協会で久々に発表を申込みしたのですが、予稿集用の原稿提出期限が迫っているのです。

原稿の文章をまとめたり、掲載用の写真を過去のブログなどから拾い出し、足りない画像は撮影したり(上も写真もそのうちの一枚です)と、昨日から2日掛かりで進めて何とか間に合いそうです。

その一方でしばらくお休みしていた「月刊星ナビ」への広告掲載用原稿の期限も迫っていたのでまとめて作りました。(7月初旬に発売予定の8月号に掲載予定です。)

一日パソコンとにらめっこだったので、病み上がりの眼にはちょっとキツかったです・・・

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SVBONY SA401がやってきた その5(完)

今日は曇りのち雨。

さて少し時間が空きましたが昨晩はSvbonyのフィールドスコープSA401で遊びました。

満月直後の明るい月光のものとでしたが楽しく星空散歩をしました。

最終的に大型のカメラ三脚に載せたスコープテックの「〇(ゼロ)」経緯台(操作用アーム付き)に、L字プレートを介してSA401を載せ、L字プレートにスポットファインダーを同架した形で落ち着いています。

スポットファインダーがあるので最大倍率(60倍)でも簡単に対象を導入できます。(最低倍率(20倍)なら確実に視野内に導入できます。)

明るい月を見るとアポクロマートのわりには外周部に色収差が見えますが、F10クラスのアクロマート並みと考えればそれほど目くじらを立てるほどではない気がします。(あくまで私見ですが・・・)

前にも書いたかも知れないのですが、20倍の実視界(2.2°)は絶妙な視野角で「だいたいこのへんかな~・・・?」と鏡筒を向けるとだいたい目標天体が視野の中に入っていることが多いです。

60倍の実視界は1.1°であるため倍率が3倍なのに見かけ視界がグッと広くなって視野角は2分の1で納まってくれます。

ということは20倍で見ているときに対象物を無理して中央に合わせなくても60倍にして視野から外れてしまうことが少ないです。

多くの場合倍率を高くしたほうがバックグラウンドが暗くなって対象物のコントラストが高まりハッキリ見やすくなります。

口径が85mmあるのでメジャーな星雲・星団はそこそこ見ることができるので、とにかく思い付くままにブンブン振り回しながら見たい天体を捉えて、倍率を上げて観察して、次を見る・・という、とにかくとても楽しい使い方ができます。

高倍率が欲しいときはもっと口径の大きな望遠鏡の出番になり、なにも修行のように小さい口径の望遠鏡で惑星を見る必要が無い環境でもあるので、正直なところ個人的な星見では口径80mmまでの眼視用で低倍率主体の望遠鏡はSA401だけあれば良い気がしてきました。(これで望遠鏡が整理できるなら世話がないのですけれどね・・・・)

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一眼デジカメでEAA その4

今日は雲の多い天候

夜になってもそのまま雲が多いです。

さてデジカメでEAAの続き。

またOM-1に戻って星雲星団のEAA向けとして役に立つか試しました。

上はヘルクレス座の球状星団M13を導入し、OM-1自慢の機能であるナイトビューで画面に映している状態です。

確かにM13の存在は分かりますが、リアルタイムの信号を増幅しているだけなのでSharpCapでライブスタックしたときのように鮮明に見えてくることもないです。

シャッタースピードを長くしたり、ISO感度を上げてもナイトビューで画面に映る明るさは変わりがありませんでした。

ライブタイム機能(露光量に応じた写り具合がモニタできる機能)を使うと満月近くということもあり、露光時間につれてホワイトアウトしてしまします。(コントラストやヒストグラムが調製できないです。)

もちろん撮影した画像をその場で簡単な処理をして見ることはできますが、これも一枚撮りの結果なので荒れた画像になりがちです。

一眼デジカメとPCを組み合わせるならSharpCapに対応したカメラの機種を選んでライブスタックしたほうが近道だと思います。

前回も書いたように「月」を映し出すことに関しては安価なCMOSカメラより遙かに綺麗な描写をしてくれます。

メーカーの専用ソフトとPCの組み合わせでも、単純にHDMI出力でモニターに直繋ぎでも大画面に映して楽しむことができると思います。

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今夜はストロベリームーン

今日はやや雲の多い天候。

今夜は満月ですがアメリカンネイティブは6月の満月をストロベリームーンと呼んだそうです。

基本的に満月は地球をはさんで太陽の反対側にいます。

反対側というととてもざっくりした言い方で、厳密に言うと太陽の天球上の通り道である「黄道」で180°離れたあたりという意味になります。(これも本当に厳密ではないのですが・・・)

黄道上で180°離れているということは季節が真逆の位置に満月がいつということになります。

つまり夏至に近い頃の満月は冬の太陽がいるあたりに位置するので、高く昇ることはないのです。

ストロベリームーンという呼び名は別の理由があるのでしょうが、高く昇らない月はいつもより赤っぽく見えるのでそんな意味も含まれるのかも・・・と思ってしまいます。

今夜は晴れていれば南向きの窓から満月を眺めることが出来ると思います。

窓を開けても寒い季節ではないので、室内から望遠鏡で月を眺めるのも良いかも知れません。(窓から立ち上る気流の影響で望遠鏡を外に出して見た法が良いのは確かですが・・・)

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一眼デジカメでEAA その3

今日は台風一過で良く晴れてくれました。

夕方にはとても南寄りの地平に大きな月が昇りました。

夜が更けても高く昇らないのと台風一過の激しい気流で寝ぼけた月です。

さてデジカメでEAAですが、PCでなくタブレットでは使えないかを試して見ました。

まずはOM-1用の接続アプリ(Ol.Share)で試しました。

タブレット上でライブビューはできるのですが、残念なことに拡大表示ができず、今ひとつEAA向きではありません。

キヤノンならどうよ? ということで、望遠鏡(D65mm/f500mm)の直接焦点にEos6Dを接続、カメラ純正のPC取り込み用ソフト(CameraConnect)でモニタしてみました。

フルサイズに500mmの直焦点だと画面上はかなり小さい写りです。

でもカメラ側のライブビュー拡大を選択すると5倍まで拡大表示させることができました。(カメラモニターでは5倍と10倍が選択できますが、タブレット側はカメラが10倍でも5倍のままでした。)

5倍でもそこそこの迫力で表示できるのでキャスト機能のあるタブレットなら大画面に映して楽しむことができそうです。

CMOSカメラよりもラチチュード(写る明るさの幅)が広く、暗いところから明るいところまでわりと破綻なく写りますし、シャッタースピードを変化させると全体が破綻しないまま強調すべきところが見えてきます。
(CMOSカメラだと露光がオーバーのところとアンダーのところが極端になります。)

カメラの画像処理エンジンが優れているのだと思います。

ただしEos6DはOM-1のナイトモードのような機能がないので暗い星をモニタ上で確認することはできませんので、この組み合わせは「月」限定と割り切る必要がありそうです。
(キヤノン、ニコン(一部SONYとPentax)の場合はPCに繋いでSharpCapでライブスタックが可能で暗い天体をPCモニター上で見ることはできますが少しハードルが上がってしまいます。)

続く

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防災アラートな一日

今日は終日雨降り。

台風2号の影響で梅雨前線が刺激されて広範囲で雨がたくさん降っているようです。

そのため今日は度々防災アラートが発令され、そのたびにスマホが大音量で鳴り出し心臓に悪かったです。

別に最大音量で鳴らなくても良いのにと思うのですが・・・・

とはいえスタパ周辺は八ヶ岳の麓の斜面にあって崖や水路がたくさんあるためハザードマップの危険地帯にあたる場所がたくさんあるのでアラートが出ると無視できない場所に住んでいる方も多いのです。

今日は高齢者に避難勧告が出ていました。

ちなみにスタパの立地は緩やかな馬の背状の上にあって、幸いなことにハザードマップから少し外れているので避難しなければいけないような事態になる心配はほとんどないと思います。

まあ地震国「日本」に住んでいる限り道路やインフラが分断されてしまう可能性がゼロではないので、それなりの備えは必要ですね。

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一眼デジカメ(OM-1)でEAA その2

今日は曇りの一日。

昼間はときおり薄日が射していましたが、夜はすっかりベタ曇です。

さてデジカメでEAAの続きです。

望遠鏡(D65mm/f500mm)の直接焦点にOM-1を接続、カメラ純正のPC取り込み用ソフト(OM-Capture)でモニタに映しています。

昨晩は薄雲を通して月の撮影ですが直焦でとりあえず画面上はこんなサイズ感(ピンボケですが・・)。

5倍拡大モードでこんな感じ(薄雲の中でライブビューの感度か上がっているので荒れた画像になっています)で、とりあえずクレーターはそこそこ見られそうです。

薄雲がありますがベガが見えていたのでこと座M57付近をモニター・・・

肉眼ではベガ以外は全く見えない薄雲でしたが、少し星が写っています。

それじゃあ「エイッ!」とばかりにISO25600で10秒ばかりで撮影すると・・・

とても小さいですが何とかM57(リング状星雲)が写っています。

通常のEAAのように画面上に浮かび上がってくる感じではないですが、その場で出来たてホヤホヤの見るという感じで、これはこれで「あり」かもと思いました。

もう少し天候条件の良い時に再検証してみようと思います。

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一眼デジカメ(OM-1)でEAA

今日は曇りときどき晴れ。

夜も雲がちで薄雲の上にときおり月が見える状態で、無理やり撮った月は寝ぼけた何時になってしまいました。

これまでCMOSカメラを使った電視観察(EAA)がメインで一眼デジカメを使った例をほとんど紹介していませんでした。

つい先日、知り合いから月を電視観察で見せたいのだけれど安上がりな方法はないかと問われたのがきっかけでいろいろ考えてみました。

月は天体としてはかなり大きいほうなので、センサーサイズの小さい(=安価な)CMOSカメラだとよほど焦点距離の短い望遠鏡でないとはみ出てしまいます。

解像度の面では口径50mmくらいは欲しいので、500~600mmの焦点距離の望遠鏡となってしまい最低でも1インチセンサー程度の撮像面積が必要になります。

そこで行き着いたのがデジカメのライブビュー画面をHDMIケーブル経由でモニターに映す方法か、USBケーブル経由でPCに映す方法。

写真はOM-1とPCを接続し、カメラ純正のPC取り込み用ソフトでモニタに映しているところです。

この方法だとPCにライブビュー画像がリアルタイムに映し出されますし、PC側からカメラの操作ができ、拡大表示なども自由にできるので世話がありません。
(HDMI接続では操作を全てカメラで行うため設定が決まるまでは架台がしっかりしていないとブレブレになります。)

OM-1の場合はライブビューにナイトモードがありかなり暗い状態でもモニターできるので、かなり暗い天体までライブビューで見えるのではないかと期待できます。(続く)

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入院二日目

今日は曇り時々晴れ。

今日は入院2日目。

朝に左目の眼帯が取れ、先にレンズの入れ替えが完了していた右目と同じように見えるようになりました。

両目がクリアになったので今まで以上に明るい! というのが感想です。

しばらくは水やゴミや汗が入らないように注意しないといけないようです。

担当医のお話では術後順調なようで、たぶん明朝には予定通り退院できるでしょうとのことでした。

2泊3日の入院で退屈するかな~・・・と思っていましたが、いろいろ考え事をしたりネットを見たりしていると、お食事です、お薬です、血圧測定です、診察ですと結構お声がかかるので持て余すことはなかったです。

白内障手術って最近は日帰りが多いそうなのですが、術後のケアーのことを考えると入院必須の病院を選んでおいてよかったと思います。

何より万が一があった場合の安心感が違いますよね。

術後に安静にしていたり、しっかり目薬を注す習慣をつけるとか、とにかくしっかり労わることが後々トラブルにならないために重要なようです。

家に帰っていきなり農作業とか草むしりとか、スポーツジムなんてもってのほかのようです。

そんなわけでほとんど身体を動かさず、3食しっかり食べているので、何だかお腹がポッコリして手足もむくんでいるような・・・

まあ明日から目を労わりつつ少し体を動かすことにします。

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白内障手術(2回目 左目編)

今日は雨の一日。

さて私事ですが、先々週の右目に続き今日の午後左目の白内障手術をしました。

 

 

前回の手術で右目の見え方が劇的に良くなって、寝ぼけた視界のままの左目との見え方の違いを楽しんでいたのも今日で終わり。

手術そのものは2回目なので様子がわかっているものの、目を開けたまま(というか強制的に閉じられないまま)進められるのでかなり緊張します。

黒目の一部を切り開き水晶体(=レンズ)をクラッシュして吸引し、100年の耐久性があるといわれる人工のレンズに交換する作業が進められます。

この作業のあいだ手術灯が目に照射されてとてもまぶしいく視界が光り輝きます。

実はこの光がものすごくきれいでした。

光の色は皆既日食のときに太陽の周りに現れるコロナのようで、3つくらい黒い点が見えるので3つの太陽が皆既日食を起こし視野いっぱいにコロナの光が広がっているようでした。

前回のときもそう思っていたのですが、さすがに楽しむ余裕はなかったです。

今回はもう(多分)二度度見られないこの光景をしっかり楽しみ目に焼き付けておくことにしました。

というわけで意外にあっさりと手術が終わりました。

白内障の術後にまれにトラブルに見まわれる方もあるようですがしっかり養生して回復に努めたいと思います。

私の場合は特に左目が効き目なので視力の回復はとても楽しみです。

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