天狗巣病

 今日はスタパの上の方にある「美し森」の美化活動に参加してきました。

美し森は昔、春になると山が燃え立つほどにレンゲツツジが咲き誇ったといわれています。ところがかなり前から「天狗巣病」という病気でたくさんのツツジの木がダメになり、枯れるいっぽうとなり、今ではかなりまばらにしか木がなくなって、残った木もかなり病に侵されている状況です。
数年前から何とかツツジの木を守ろうと観光協会の有志が天狗巣病の除去や下草刈の作業をするようになったということです。

昨年あたりから観光協会の仕事のお手伝いを少ししていることもあり、参加させてもらいました。
清里観光振興会と大泉の観光協会(北杜市観光協会大泉支部)の合同作業で50名以上の人がこの作業に参加していました。

 「天狗巣病」の詳しいことは知らないのですが、何となく元気のないツツジの木を見ると、幹の一部に写真のようなコブがあって木を枯らすようです。
コブはいずれはじけて菌が飛ぶので、コブのついた幹は切り取って回収しないと意味が無いとのこと。道の無い山の斜面で回収用のゴミ袋を引きずりながら病巣を除去するという地道な作業です。
「いっぺん全部燃やさないとダメなんじゃない」などと不謹慎と思える声も聞こえましたが、確かに侵されていない木のほうが少なく、コブを全部取ろうと思うと根本から全部切り取らないとダメな木がかなりありました。
2時間ほどでしたが、遊歩道から見える範囲の作業がざっと終わりました。
全山真っ赤とはいかないまでも、6月の中旬ごろにはたくさんの花を咲かせてくれることと思います。

でも、もう少し本気で取組まないと取り返しがつかなくなりそうな気がしています。誰がやるのお金は・・・?といわれると困るのですが・・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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