さて、昨日の答えがこれ・・・
望遠鏡(ブラックギャラクシーⅠ世こと、お気楽1号)にニンテンドーDSを
同架させるための金具でした。
昨日こちらでご紹介したように、「星空ナビ」というDS用ソフトが3月26日に
発売になります。
このソフト、実は昨夏の星祭り(原村)で試作器を見てたいへん優れもので
あることを確認しました。
DSを空にかざすとDSの画面にその向こうに見えている、星空を表示して
くれたり、見たい星を決めると画面上の矢印で星の方向を指し示してくれます。
天文ファンのかたはすでにセレストロンなどから似たようなコンセプトの
商品が販売されているのをご存じかと思いますが、こちらは全て日本語仕様で
かなり使えそうです。
画面の表示倍率もいろいろ変えられて、1°くらいの精度があるそうですので、
簡易的なファインダーになるのではないかというのが私の目論見です。
高価な自動導入の架台がなくても見たい星の位置を示してくれるので、
望遠鏡と同じ方向を向くように取り付けてあげれば、肉眼では見えない
星雲・星団も望遠鏡の視野に導入できるのではないかということです。
「お気楽1号」の常用倍率は21倍、実視界3.2°ですのでメシエ天体の掃天には
もってこいなのでは? と思っています。
発売まで2週間弱ですが、発売されましたらご報告したいと思います。
さて、参考までにこの金具の構造をご紹介しておきます。
構造というほどのものでもないので、分解した状態の写真を載せておきます。
一番左の小型自由雲台以外は全てホームセンターで容易に入手できます。
予め部品に開いている穴をそのまま利用しているので、穴あけなどの加工もせずに
そのまま使っています。
Z金具の高さがDSよりも大きかったので、スポンジを接着して高さを
調整しています。
自由雲台が小さすぎて少し心配だったのですが、強度的にも精度的にも
全く問題なく使用できそうです。