望遠鏡その後

大型連休も一段落・・

スタパ周辺は新緑の一番美しい季節になりました。

さてずいぶん間か開いてしまったのですが、連休前に組んだ望遠鏡の
その後の状況です。

まずは「DS星ナビ」電子ファインダー計画です。

10cmF5屈折アクロマートの「お気楽1号」に「DS星ナビ」を載せて
メシエ天体を探すという目論見だったのですが・・・

 

初めに作った取付金具があまりにもヤワで、ふらつくため、
うまくDSを固定できなかったため、写真のようにがっちりしたものに
作り直し、再度トライしました。

 

結果は残念ながら「玉砕」・・・

どうも「DS星ナビ」にはそこまでの精度はなかったようです。

あと少しのところまで望遠鏡を振ると、ピョコンと画面が飛び、
違う方向に向けさせようとする感じで、肉眼で見えない天体の
アシストには使えませんでした。

今後使えるようになるかどうか、継続的に情報を集めて行きたいと
思います。

次に15cm屈折卓上ドブソニアン「BonW」です。

こちらは鏡筒のバランスを合わせるために、接眼部側にいろいろ載せすぎで
やたらに重いのが玉にキズですが、使い始めるとなかなか楽しい
「ムフフッ」な望遠鏡です。

 

反射望遠鏡(ニュートン式はもちろんシュミカセやマクカセなど閉鎖系の
光学系でも)の今ひとつ落ち着きのない(チャカ付いた)見え味ではなく
屈折独特のどっしりと落ち着いた星像が楽しめます。

月以外は色収差もそれほど気にならず、30倍から300倍くらいまで
広い範囲の倍率を楽しむことができます。

ドブ架台も(改良の余地はありますが)200倍以上でも、それほど追尾に
苦労せずに使うことができました。

「BonW」に使用した国際光器のホワイティドブ用の架台は上下方向の
テンション(固さ)調整が容易で、多少のアンバランスも吸収してくれる
たいへん使いよい架台だと思います。

全体を少しずつ改良しながら、使い道を広げたいと考えています。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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