星座早見盤から始めよう -その2-

今日は犬の散歩に出かけようとしたら、何やら怪しい雲行き・・・

まあ、少しくらい濡れても風邪をひく季節でもあるまいと思い
そのまま出発。

いつものお散歩コースの家から一番離れたあたりで、向こうの方で
雨が降っているのが見えて、困ったなぁ・・と思っているところに
大粒の雨が・・・

小走りに木陰を選んで進むうちに、雨は雹(ひょう)に・・・

家までの最後の100mは隠れるところがどこにもないのですが、
パチンコ玉より一回り大きいくらいの雹がバシバシ当たって、痛いこと・・・

 

如何に日頃の行いがよいか改めて実感した次第です・・・

さて、今日も星座早見盤の続きです。

私が生まれて初めて買った天文グッズ「星座早見盤」。

望遠鏡を買わせてもらえずに、妥協の結果買ったものだったのですが・・・

せっかく買った早見盤、私の天文趣味は星座を覚えることから始まりました。

今にして思えば、いきなり望遠鏡を買っていたら、今日まで趣味が続いて
いたかどうか・・。
ペンションのオーナーなんかやっていたかどうか・・・。

星座をたくさん覚えることがなければ、これほど長く続く趣味にはならなかった
のではないかと思います。

当時の東京でもすでにかなり光害が強く、3等星もかなりあぶない
レベルでしたが、それでも端から星座を覚えていきました。

それと同時に北極星を中心に回転する天球の回転についての理解も自然に
身についていたのだと思います。

翌年の夏、ついに我慢しきれず、親の反対を押し切って望遠鏡を購入しました。

入門用望遠鏡というと普通は経緯台式というのが一般的です。
(スタパで販売している入門用望遠鏡もそうです。)

赤道儀式は天体の動きを追尾するのに便利だけれども、使い方が難しいと
いうのが一般的な考え方だからです。

スタパに来られるお客様のなかにも、赤道儀式の望遠鏡を買ったのだけれども
複雑(そうに見えるよう)な動きを理解できず、とんでもない使い方をされて
いるかたが何名かいました。

でも私が買ったのは、(小さいけれど)赤道儀式の望遠鏡でした。
1年間星座の(天球の動きについても!)勉強をしたおかげで、すんなり
使いこなすことができたわけです。

 
写真の鏡筒はこのとき買ったもの(架台・三脚は散逸)

今になって、振り返れば「そうだったんだ」と理解できるようになったのですが、
赤道儀がすんなり使いこなせるかどうかは、天球の動き(=地球の自転と公転)が
体感的に理解できているかどうかなのではないかと思うようになりました。

さて・・・
星座早見盤の話からずいぶんと話がそれましたが、星座早見盤を使いこなす
ことによって、天文の趣味が大きく広がる可能性があるというお話でした。

スタパに来られるお客様に、私からはことあるごとに星を見るのを趣味に
するのなら、ぜひ星座を覚えて下さいとご案内をしています。

具体的にどのように覚えるかについては解説しないままというのは、
片手落ちかなぁ~、などと常々思って、自分が一番良いと思える
星座早見盤くらい準備しておこうと考えました。

で、どうせならスタパで星座早見盤の販売もできるようにしてしまえ!
ということにななったわけです。
(ずいぶん長い前振りでしたが・・・)

 

で、販売する早見盤がこれ。
詳しい解説は次回に・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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