シュミカセ用レデューサーの話

今日はいきなりマニアネタです。m(_ _)m

 

写真はミード社のシュミットカセグレイン用レデューサーf3.3タイプです。
(f/3.3 CCD Focal Reducer)

レデューサーというのは望遠鏡の焦点距離を短くするアクセサリーで、
広い視界の写真を撮りたいとか、F値を小さくして露出時間を短くする
ためのアクセサリーです。(この部品の場合は約3分の1に縮めます。)

ただこの部品、CCDカメラ用という設定で、一眼レフカメラや眼視観測
には適合しないと言う設定です。

やりようによっては一眼レフでも使えるのではないかと思っていたのですが、
定価で購入しようと思うとけっこういい値段でした。

買って使えませんでしたではシャレにならないので、これまで購入を
控えていたのですが、ミードの国内代理店が閉店したためか、
ネットオークションでわりと安めに入手することが出来ました。

結論から言うと、APS-Cサイズの一眼デジなら何とか使えそうです。

細かい話は次回にしたいと思いますが、ざっくりとした試写では
焦点距離は約27%(4000mmが1070mm、なんとF2.7)
視野は約3倍(0.3°が1°)くらいに広がります。
(後で冷静に調べたら「視野は約2倍(0.3°が0.7°)くらいに広がります。」
が正解でした。)

APS-Cの全体ではなく、すっぽりと円形の視野が写ります。

 
レデューサー無し

 
レデューサーあり

詳しくは次回に

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たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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