二日続きの好天。
ようやく天候が安定てしてきたようです。=夏の到来というところでしょうか。
スタパ周辺の場合、例年お盆が終わる頃には秋の色が濃くなり始めるので、
今年はあまり夏らしい夏を感じないうちに夏が終わりそうな予感がします。
さて、今日から(たぶん)何回かに分けてカメラ三脚についての話しを書こうと
思います。
星の写真を撮ろうと思えばカメラを三脚に固定して写すのがこの世界の常識です。
(中にはその辺にカメラを転がして写してしまう強者もいますが・・・)
普通の風景と違って、星の光というのは極端に暗いので、通常よりはるかに
ゆっくりとシャッターを開放しておかなければなりません。
このため手持ち撮影では(手ぶれ補正機能があっても!)ブレてしまって、
星を点に写すことができないからです。
スタパのお客様の中にも、ときたまデジカメを手持ちでストロボを光らせて
夜空を撮影して「やっぱり写らない・・・」と嘆いている方もいますが、
少し冷静に考えて頂けると写らない理由は分かるのではないかと思います。
星を見ることを趣味にするようになると、固定撮影というジャンルの
天体写真を撮影しようと思うようになり、どうしてもしっかりした
カメラ三脚が欲しくなります。
ちなみに昨日の天の川の写真はEosX2の30秒露光の固定撮影のものです。
しっかりした三脚の出番というわけです。
さらに星の軌跡を示すような長時間の露光が必要な写真を撮りたければ、
少々の風でもびくともしないくらいのしっかりしたものでなければ
星の軌跡がガタガタになってしまうのでなおさらというわけです。
しっかりした三脚が1本あると、写真撮影以外にも双眼鏡を載せたり、
小型の望遠鏡を載せてフィールドスコープ代わりに使ったりと、
いろいろ便利に使うことができるので、余計にしっかりした三脚が
欲しくなります。
で、スタパのカメラ三脚たちです。
別に集めるつもりはないのですが、いつのまにか数が増えています。
ガラクタも多いですが、期待の新人、百戦の勇者もいます。
続く・・・
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