天文趣味用カメラ三脚の選び方 -その4(完)-

また間が空きましたが18日の続きです。

長めでガッチリした三脚にスチルカメラ用雲台と自由雲台という選択が
天文趣味用三脚としてはベストというのが前回までの結論です。
(この条件を究極的に満足するのは望遠鏡の三脚かも知れませんが・・・)

細かなことですが、今日は石突(いしづき)について・・。

三脚の地面に接する部分には通常、樹脂かゴムの石突が付いています。

 

安いものはそのままなのですが、少し高級な機種になると、このゴム足を
廻すと金属製の地面に突き刺すタイプの石突が出てくるようになっている
ものが多いです。

 

屋内ではゴム足が親切ですが、屋外がメインの天文趣味ではこちらのほうが
圧倒的にブレに強く、安心感があります。

購入するときのチェック項目に入れておくとよいでしょう。

あとは好みの問題で、他の撮影用途があるか(たとえば接写をしたいので超ロー
アングルにしたい)とか、自分の体力や財布と相談ということになります。

ただ、しっかりした良いものを購入しておけば、普通の使い方ならン十年も
使えるものですので、少し奮発しておいたほうが良いです。

道具の世界というのは何でもそうなのですが、中途半端なものを買うと
あとから必ずといって良いほど、もっと上級なものが欲しくなるからです。

ライフサイクルの極端に短いデジカメやパソコンなどのデジタル製品では
ないので、できるだけ妥協のないものを購入するのがよいと思います。

あっ、それから・・・
私が星まつりで購入したウイリアムオプティクス社ブランドの三脚は
日本では当面販売の予定は無いそうですので念のため・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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