ラプトル50 改造講座 第3弾 -その1-

今日はやたらと赤トンボが目につきました。

 

久々の夏空が広がり・・・ 
(こういう日は夜になると天候が悪くなりやすいのですが・・・ )
気持ちの良い天候でした。

 

さて今日は、ずいぶんと間が開いてしまいましたがラプトル50の改造ネタです。

昨年の11月8日にはラプトル鏡筒をカメラ三脚に載せられるようにする
金具を作りました。
この金具があると汎用性が格段に増して、カメラ三脚だけでなく、
ビクセンのポルタ式経緯台やその他の赤道儀などにもラプトル鏡筒を載せる
ことができるようになります。

金具の自作が面倒といえば面倒ですが、それほど難しい工作ではありませんので
電気ドリルをお持ちのかたはぜひ挑戦して頂きたいと思います。

また、今年に入って1月9日にはラプトル鏡筒の接眼部を純正の24.5mmサイズ
から31.7mmサイズに変更する方法の紹介をしました。

24.5mmの接眼部径というのは(30年前は主流でしたが)、現在では入門用
望遠鏡などごく一部でしか使われていません。

いろいろな接眼レンズを使いたいとか、写真を撮りたいなどの拡張性を考えると
31.7mmサイズの接眼部に替えたほうが良いわけです。

こちらはスコープタウンで購入可能です。改造はドライバー1本でとても
簡単にできますので、検討の余地は充分にあると思います。

31.7mmサイズに変更するときに従来のアイピースも使えるようにするためには
31.7mm/24.5mm変換アダプタが必要になります。

31.7mmサイズのアイピースがない場合には絶対に合わせて(スコープタウンで)
購入して下さい。

なお、31.7mmサイズの接眼部に変更すると、アイピースやミラーなどが純正の
ものよりかなり重いものになります。

このため純正の鏡筒固定位置ではバランスがすごく悪くなります。

上で紹介している汎用金具と組み合わせるとバランスが取りやすくなります。

31.7mm改造にあたっては(上の汎用金具でなくても)なにかバランス対策を
する必要があります。

 
写真は汎用金具と31.7mm接眼部を付けたラプトル鏡筒をポルタ式経緯台に
載せたところです。

でもここまで来ると、何だかラプトル50という感じがしなくなって、
全く別の望遠鏡になってしまったようで、面白くありません。

ラプトルのスマートで軽快なイメージが消え失せてしまいます。

ラプトル50しか望遠鏡を持っていないかたにとっても絵に描いた餅ですね・・

8千円のラプトル50の改造に何万円ものお金を掛けるのはナンセンスとも
いえます。

そんなわけで、ラプトル50の部品を活かしつつ、改造をする検討をしました。

  続く・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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