ラプトル50 改造講座 第6弾 (ラプトルで写真を撮る - その3 -)

気がつけば栗林の栗のイガがはじけて、道に栗の実が落ちています・・・
あ~・・・秋です・・・

 

ラプトル50で天体の直焦撮影をするとどんな感じになるか・・・ という
昨日の続きです。(ここでいうラプトル50は純正品ではなく、これまでに
改造してきた状態のものです。)

まずは月の写真に挑戦です。

月の写真の写し方のコツですが、ここで私が紹介するよりこちらの記事
ご覧いただくほうが手っ取り早いと思います。

BORGの責任者の中川氏がアストロアーツのサイトに投稿した記事ですので、
とても良くまとまっています。

ぜひ参考にしてみて下さい。

さて、それではこちらをご覧下さい。

 

9月14日の月です。
直焦でも画面一杯という感じにはなりませんが、まあまあの大きさに
撮ることができます。

言い訳させて頂くと、低空で、雲から出たり入ったりのシーイング最悪の
状態での撮影ですので、決して自信作ではありません。

それでも、パソコンに取り込んでから少し処理をすると

 

こんな感じで(たぶん)へたな望遠レンズよりも良く写るのではないかと
思えるレベルになります。

月の満ち欠けを追いかけたり、月の出や没前後の風景をとらえるのにも
向いているかも知れません。

いろいろ楽しめそうです。

気をよくして、木星にトライしてみました。

 

う~ム・・・・

木星の部分を無理矢理拡大すると・・・

 

何とかガリレオ衛星をとらえることはできました。

でも少しブレています。

ブレの方向からしてカメラブレというよりも、日周運動による流れのようです。

経緯台での静止撮影では、最も明るい部類に入る木星でもちょっと
厳しいようです。

これ以上の難しい写真を撮ろうと思うと、どうも赤道儀が必要になりそうな
気配が見えてきます。

ラプトル50を赤道儀に載せるのかどうか、載せるとしたらどんな赤道儀が
適切か・・・?  ちょっと思案中です。

続く・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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