昨夜は下限に近づいた月の写真を撮るためちょっと夜更かし・・・
朝にはその月が西空に見えていました。
さて、ここのところラプトル50で思いのほか月が良く撮れるので、
アトラス60ではどうだろう?と思い、撮り比べてみることにしました。
アトラス60の純正のままでも良かったのですが、赤道儀のほうが
写真撮影には何かと便利なため、ラプトルが載っている簡易赤道儀に
アトラスを載せて換えてみました。
アトラスの鏡筒取付ネジが、なぜかミザールの簡易アリガタ金具にドンピシャ
だったので剛性不足(線で受けずに2点で加重を受けるため)は承知で、
そのまま付けてみました。
ラプトルよりもかなりトップヘビーになってあまり安定性はないので
普段使いにするにはちょっと不安がよぎりますが、テスト撮影のため
とりあえず「よし」としました。
で、写したのがこちら
ラプトルでの写真はこちら
ちょっと見ただけではほとんど違いがわからないかも知れません。
でも、拡大してよ~く見るとやはり上のアトラスのほうが気持ち解像度が
高くなっているように見えます。
処理の違いもあるので一概に言えないのですが、口径分の仕事を
してくれているといった感じです。
ただ先日も書きましたが、口径が大きくなっている分、写真の歩留まりが
悪くなっているのも事実です。
実はたくさん写したなかでラプトルより良く写っているのはこの1カット
のみでした。
ラプトルの写真がわりとつぶが揃っているのに、アトラスの写真はでき不出来
が激しい訳です。
たった1cm(20%)の違いなのに、こんなに違うなんて改めて驚きです。
いやー、天体写真も予想外に奥が深いです。