Newカメラで月を撮る

昨日紹介したニコンのCoolpixP5100で、さっそく月を撮ってみました。

 

ロートルのCoolpix995のときと同じ光学系で、赤道儀改造のラプトル50に
カサイトレーディング扱いのWA18mmデジカメ撮影用アイピースを使用しています。

シーイングが最悪で写りはイマイチですが、とりあえず撮影できることが
わかりました。

週末の夕刻、お客様の食事の準備で忙しい中、15分でファーストライト
完了という、慌ただしい撮影でした。

お手軽なラプトル50だからできるワザです。

さて、今日はラプトル50をモードラ付赤道儀に改造してから初めての
月の撮影でもあります。

今回付けたモータードライブ装置は一定速で動かすだけのもので、微動が
使えないので、扱いには少しコツがいりますが、一度月を捉えれば落ち着いて
撮影に専念できます。

 

天体を追尾してくれますので、長時間の露光でもブレがないことを活かして、
露出時間を4秒まで延ばして地球照を撮影してみました。

地球照というのは、月から見た地球が満月のように丸く輝いているときに、
太陽に照らされていない部分が見える現象で、地球に照らされて見えることから
地球照といいます。

地球から見て月が細いときほど、月から見た地球は丸く太って見えるので、
太陽に照らされていない部分の月がぼんやり浮き上がって見えます。

肉眼ではわりと見えるのですが、写真に撮ろうと思えばスローシャッターが
必要で、モードラ付の望遠鏡でないと撮影できないというわけです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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