名作マイナー星座シリーズ (4) ペルセウス座

月光浴ハイクが3日(出動は4回)続き、ちょっと疲れ気味・・・

でも、よい写真がたくさん撮れたのでよかったです!

 

さて今日はマイナー星座シリーズ 第4弾、「ペルセウス座」です。

ペルセウス座がマイナーかどうかというところは議論の余地があると思います。

年間で一番活発に流星が流れるお盆の頃の「ペルセウス座流星群」は有名ですし、
秋の夜空に繰り広げられる星座絵巻「古代エチオピア王国物語」(私が勝手に
そう呼んでいる)の主要登場人物で、神話でも有名な星座だからです。

でも、夜空に浮かぶペルセウス座の星を結んで勇者ペルセウスの姿を
思い浮かべられる人は、相当な星猛者でも少ないのではないかと思います。

 

星を線で結んでも勇者ペルセウスの姿を思い浮かべるのはむずかしいです・・・

 

プラネタリウムソフトのステラナビゲータでは、こんな絵が描かれますが、
よけいに思い浮かべるのが難しいような気がします。
(右側にはカシオペヤ座があります。)

 

そう言った意味でマイナーという表現が当てはまると私は思っています。

では名作とは言いがたい星座なのになぜ「名作」シリーズに入れたいか?
ということですが・・・

以下はあくまでも私の個人的な思い入れなのですが・・・

少し星のきれいなところでこの星座のあたりを見ると、弓矢というか
矢をつがえていないボウガンのように見えます。

 

弓の両サイドにスバルと二重星団という散開星団の豪華なアクセサリー付き!
というように見えます。

また、本来秋の星座であるペルセウス座ですが、この時期は西に傾き
まるでUFOの母船が浮かんでいるように見えます。

しかも、アンドロメダ座γ星(アルマク)を頂点として、おひつじ座から
さんかく座を巻き込んで、もう一台母船が浮かんでいるように見えることが
あります。(これを私は偽ペルセと呼んでいます。)

でも私が本当にこの星座が好きなのは・・・

 

ちょっと見方を変えると、西に傾いたこの時期、山の上に天使の翼が
浮かんでいるように見えるからです。

夜空に天使の翼を見つけることができたとき、ほんの少しですが幸せな気分に
なった気がします・・・

本家のペルセウスさんが気を悪くしそうですが、こんなふうに本来の形が
想像しづらいだけに、いろいろな形を思い浮かべられる星座という意味で
名作(迷作?)なのではないかと思っています。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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