コンデジで天体写真を撮ろう -その1-
コンパクトデジカメ(以下コンデジ)で天体写真がいろいろ撮れたら楽しいと
思う方も多いと思います。
最近のコンデジはかなりISO感度の高く設定できるものが出てきて、
何となく天体写真も撮れそうな気がしているのですが、それでも天体写真と
いうのは、かなりレアなニーズなのか、それとも性能的にまだコンデジが
参入できる余地がないとあきらめているのか、あまり積極的な売り方を
していないように思います。
でもカメラの基礎的なことをある程度理解したうえで撮影して、撮りっぱなし
ではなくパソコン上でほんの少し画像処理を加えることで、そこそこの
天体写真になります。
本格的な天体写真を撮ろうと思えばどうしても一眼レフが欲しくなりますが、
何とかコンデジで天体写真を撮れないモノかということで、このシリーズを
立ち上げることにしました。
まずはスタパおかみのコンデジ、パナのルミックス(Lumix DMC-FX33)(もう2年
くらい前の旧機種ですが)でいろいろ試してみることにしました。
ルミックスの偉いところはコンデジには珍しく60秒の長時間露光ができる
ところです。
この場合、ISO感度は100固定になりますし、露光終了後は露光時間と同じ
時間だけ長時間露光ノイズ低減処理を自動で行うので、少しかったるい
ですが・・・
で、写る星空は撮って出しだと上のようなもので、少し寂しい感じです。
(これ、以前おかみが「私のカメラでも撮れるのかな?」と言って撮影した
画像です。)
パソコンの画像処理ソフトでほんの少し処理をすると・・・
かなり星景写真らしくなって、星座の紹介用くらいには充分使えそうです。
そんなわけでこのシリーズでは、それほど高価でないコンデジでそこそこの
天体写真を撮るためのワザを紹介して行きたいと思います。
乞うご期待!!