組立天体望遠鏡で遊ぶ -その4-

GW二日目、今日も良い天気です。

 

スタパの花壇ではチューリップがきれいに咲きそろいました。
さて、組望シリーズも順調に進み、次は組立に取り掛かろうかと思ったのですが、
“おかみ”からクレームが・・・

いわく「焦点距離ってなに?」、「アクロマートってなに・・・?」・・・・

「そんなのちょこっとググればわかるでしょうに(怒)」と言いたいのをグッと
こらえ、彼女の目線こそ初心者の代表と思い、ホントに基本の基本の部分を
スタパ的に解説するのが親切かも知れないと考え直すことにしました。

とはいえ、この辺の話を詳しくしようと思うと新たに図を書いたり、写真を
取り直したりしなければなりません。

時はまさにGWまっただ中。

GW中に組望を作ってみようか・・・ なんて思っているかたがいたら
「理論なんて後回しでいいから、作り方を説明して~」と言うことになりそうです。

というわけで、とにかく組望を「作って遊ぶ」ほうを先に進めたいと思います。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで今日も「組望シリーズ」・・

今日のお題は「組立望遠鏡を組み立てる」です。

 

組望の箱を開けると中には写真のようなものが入っています。

組立始める前に部品がちゃんと揃っているか、組立手順はどんなふうかを
取説でよく確かめておいて下さい。

取説を読まないで作り始めてしまうと、後から部品の付け忘れがあったりして
却って手間取ったり、シールがきれいに剥がれなかったりして困ることがあり
ますので注意が必要です。

箱の右上のビニールにくるまれた中には下の写真のようにレンズが入っています。

 

大きいのが対物レンズ、小さい3つを組み合わせて接眼レンズを作ります。
(黒い輪ゴムは後で使う重要な部品ですので大切にとっておいてください。)

 

レンズは袋から出してしまうと素手では気楽に触れることができません。
(手の脂で指紋が着いてきれいにするのがやっかいになります。)

ぜひ袋に入っているうちに、いろいろいじくり回してそれぞれのレンズが
どんな形状をしているか確かめておいて下さい。

 

レンズを袋から出すときや出した後は、必ず写真のようにレンズの側面を
持ってください。

写真は対物レンズですが、良く見ると2枚のレンズが貼り合わされているのが
分かると思います。

 

接眼レンズを袋から出すときは写真のように袋を逆さまにして紙の上などに
ころがし出すと良いです。

さて、いよいよ組立開始ですが続きはまた明日・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天文関係, 望遠鏡・機材 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください