組立天体望遠鏡で遊ぶ -その13-

ここ数日、めっきり暖かくなって、景色までがほんわか暖かくなっています・・

 

さて、昨日の記事を読み返してみて、組望で見て楽しむことのできる天体を
もっと紹介しておいた方がよいと思いましたので列記しておきます。

探し方などは入門向けの参考書やネットで調べてみてください。
(いずれこのブログでも紹介して行きたいと思いますが、
 いつのことになるやら・・・(汗))

まずは系外銀河から・・

M31(アンドロメダ銀河) かなり視野いっぱいに見える
M33(さんかく座)
M51(おおぐま座子持ち銀河)
M65・66(しし座銀河)   など

M31をのぞいては、いずれもかすかに存在がわかる程度ですが、千万光年
からの光をリアルタイムに自分の愛で見ることができる感動があります。

散開星団

h-χ(エイチ-カイ、ペルセウス座二重星団)
M46・47(とも座) 15倍では2つが同視野に46は星雲状に、47星団に見えます
M36・37・38(ぎょしゃ座) 同一視野には入りませんが、すぐ近くで比較ができる
M6・7(さそり座) いずれも星の集団であることがわかります
その他、いて座付近の天の川沿いにM11、M23など

 

h-χ以外は星に分離しないで星雲状にモヤッとしか見えないものも多いですが、
明らかに恒星ではない少しだけざらついた感じが味わえます。

散光星雲

M42(オリオン座大星雲) 四重星(トラペジウム)は分離しないがまわりに
             にじんだようにみえる
M8(いて座干潟星雲) 散開星団と一緒に見える
M20(いて座三裂星雲) かなり淡い
M17(いて座オメガ星雲) ωの形には見えないが存在はわかります

空の条件によりますが、星のまわりが少しにじんだ感じにしか見えない事も
多いですのでが、星の製造工場なのだと思ってみると楽しいです。

その他、月の無い夜に空のきれいな場所で、天の川沿いに望遠鏡をゆっくり
動かして行くと、雲のように見える天の川自体が星の集合体である事がわかり
ますし(これもガリレオさんの発見でした)、ところどことに星の集まりや、
恒星とは違うにじんだ見え方をする天体が次々に見つかって、見飽きる事が
ないほどです。

 

たった1580円の望遠鏡でここまで楽しむ事ができますし、ここまで楽しめる
ことがわかってしまうと、もっと大きな望遠鏡が欲しくなってしまうかも
知れませんね・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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