組立天体望遠鏡で遊ぶ -その14-

今日は雨・・・

 

森の中に入るといつの間にか視界が覆われて、
雨に洗われた若葉が緑に輝きます。
さて、一日空きましたが今日は組望シリーズ・・・

今日は「組望で天体写真を撮ろう!」です。

「天体写真」などと言うと身構えてしまうかたがいるかも知れません。

「再現性」だの「性能の限界に挑戦」などと考えて撮ろうと思えば、撮り方は
いくらでも難しくなります。

でも、とりあえず気楽にとって見ようと思えば、案外簡単に超望遠写真が
撮れます。

やり方はとにかく簡単。

 

デジカメを組望にのぞかせてシャッターを押すだけです。

まあ、組望の接眼レンズとデジカメのレンズをできるだけ近づけて、一直線
に並ぶようにのぞかせるというコツは少しあるのですが、とにかく撮ってみる
のがよいです。

 

上はデジカメの3倍ズーム、組望をデジカメの広角側でのぞくと・・・

 

かなりの望遠になることがわかります。

これで月を撮ると・・・

 

眼で見て見えるギリギリの細かいところまでは写りませんが、
へたな望遠デジカメよりよほど良く写ります。

他の天体はちょっと難しいですが、月だけはとても良く写ります。

ぜひ一度試してみてください。

それから携帯のカメラでも、うまく写せることが多いです。

 

携帯の場合、レンズが変なところに付いていたり、補助光が勝手に点灯して
しまうものがあったりして、相性が悪い場合もあるのと、位置合わせにデジカメ
以上にコツがいる場合があるので修業が必要かもしれませんが・・・

 

うまく撮れれば意外にうまく行くかも知れません。

デジカメでも携帯でも露出をカメラ任せにするとうまく写らない場合があります。

液晶で確認して、露出補正をプラス・マイナスで調整してみた感じに近い明るさ
になるよう調整してみてください。

あまり身構えずに、とにかく写してみると面白いです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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