やさしい月の光

今日の昼間は雲の多い一日・・・

でもスタパの場合、昼間雲が多いくらいの方が夜になって晴れてくれることが
(特にこの季節は)多いです。

昼間天気が良すぎると夜に八ヶ岳に(上昇気流の関係か？)雲が集まって
来るように思えます。

冬の空気が乾いている時期にはそうでもないのですが、春から秋までは
昼間あまり天気が良くないほうがいい感じです。

そんなわけで今日の夜は晴れ。

遅くなるほど雲が少なってくれました。(^o^)

夜半前は半月を過ぎた月齢９の月があってあまりくらい星は見えなかった
のですが、デジタル一眼レフで星景写真を撮り始めるようになって、あまり
星がたくさん見えなくても、クリアに晴れている日は星景写真を撮ってみよう
かと思うことが多くなってきました。

今日くらいの月齢だと、肉眼で星があまり見えなくても空気が霞んでいなければ
わりと暗い星まで写真に写すことができます。

月の反射特性の関係で半月の月の光は満月の明るさの８分の１程度しかない
優しい光なので、月を画面に入れてもそれほどハレーションが気になりませんし
星もそこそこ写ってくれて、雰囲気のある写真を撮ることができるというわけです。

月から離れた方向にカメラを向けると意外とたくさんの星が写ってくれて、
それでも月の無いときほどバックが暗くならないので、長時間露光は掛けられ
ないのですが、却って星座の形の分かりやすい写真に仕上がります。

以前は月明かりのあるときは天体写真を撮らないというのが天文愛好家たちの
常識だったのですが、デジタル一眼レフの性能向上と普及でこの常識が少し
変わってくるかも知れません。