10月2日にも書きましたが、今日10月11日でスタパは開業8周年を迎え
ました。
石の上にも3年、岩の上にも8年とはよく言ったものです。
(本当はいいません・・ 桃栗3年、柿8年と混同している・・・?)
8年間大過なくやってこられたのもひとえにスタパを応援して下さる皆様の
おかげと思っております。
この先もまだしばらく頑張りたいと思いますので今後ともどうぞよろしく
お願い致します。
さて、今日も富士山がクッキリ見える良い天気。 (^o^)
でも変わりやすい秋の天気・・・ 夜までは持ちませんでした・・・・(-_-)
そこで今日は昨晩撮影した写真をもう少し紹介します。
個人的に彗星にはあまり興味がないはずなのですが、ここのところすっかり
「ハートレイ彗星追っかけ」・・・
この彗星普段はあまり明るくなくてあまり見向きもされません。
今回は地球にすごく近づき明るくなるので注目されているのですが、
すごく近づくということは、移動するスピードも速くて、星の中をドンドン
動いて行ってしまいます。
通常、望遠鏡は星の動きを追いかけるようにしてありますので長時間シャッターを
開けたままにすると星が点に写るのに彗星が線を引くように写ってしまします。
上の写真はわりに短時間露光(ここでは4分)を何枚か撮影して、彗星がより明るく
なるように、彗星の位置で写真を重ね合わせています。
(このため星が動いているように写っています。)
彗星の光をたくさん合成することにより、彗星の淡い部分の形状を明らかに
するための手法です。
ここでは右下に淡い尾が伸びているのがかろうじて分かると思います。
彗星は別名「ほうき星」と呼ばれますが、実のところ尾がハッキリ肉眼で見える
ようなものはごくわずかで数年に一度しかお目にかかれません。
それだけに「肉眼彗星」が現れると業界がざわつくのですが、今回のハートレイは
残念ながら尾が見えるようなところまで明るくなりそうもありません・・・