ここ数日スッキリしない天気ですが、カラマツの黄葉がだいぶ本格的に進み
出した感じです。
ここ数年そうなのですが、夏の忙しい時期が一段落するとネットを見る時間の
余裕が出てきて、あちこち見ているうちに「物欲」がムクムクとわき上がって
来てしまいます。
で、ネットオークションでポチってしまったのがこれ・・・
トキナーのズームレンズAT-X PRO 80-200mmf2.8です。
80mm~200mm(EosKissX2で使用すると約130mm~320mm)をカバーする望遠ズーム
です。(新品はとても手が出ませんのでかなり古い中古です。(^_^;))
口径比が2.8と望遠系ズームとしては明るい部類に入ると思います。
当然、天体写真を意識しての選択です。
キットレンズなどですともっと軽くて取り回しの良いものが安く手に入るかも
知れないのですが、50-200mm f3.5-5.6といったような望遠端ではかなり暗い
ものがほとんどで、天体用には不向きです。
もちろん撮影できないわけではありませんが、f5.6とf2.8では同じ明るさに
写そうと思えば4倍も露光時間が変わってしまいます。
数秒程度の時間の4倍であればそれほど問題はないのですが、5分が4倍と
なると、かなりの時間差が出てくるのが分かると思います。
一晩で撮影できるコマ数が大幅に違ってくるのでf値の小さな明るいレンズが
天体用には向いているというわけです。
これまで星景写真用に標準ズーム(17-50mm f2.8)と広角ズーム(10-22mm F3.5-4.5)
を揃えたのですが、先日来追いかけているハートレイ彗星の撮影をしようと
思うと、望遠鏡を望遠レンズ代わりにすると焦点距離が長すぎて、良い構図の
写真が撮れそうもないということで、大急ぎで購入したというわけです。
夕空の三日月を入れた星景写真や日の出・日没などを撮影するのにも、
このクラスのレンズが活躍しますので楽しみです。
まあ、機材が増えたからといって良い写真が撮れるとは限らない
のですけれどもね・・・(^^;)