昨日は久々に東京(三鷹)に出たものだから、新宿や神田界隈を歩き回り東京泊。
今朝は彼岸中だったので久々に父の墓参をしてきました。
墓地のあちこちに「ヒガンバナ」が咲いているのが印象的でした。
(そういえばペンションを始めてから秋のお彼岸の時期に墓参をしたことが
なかったことに気付きました・・・)
さて今日は「比較明合成ソフト」の話。
「比較明合成」って何? という方はこちら「星の流し撮り」をご覧下さい。
原理は分かるけどパソコン上で比較明合成の合成をする作業がめんどくさいとか、
やり方がよく分からないという方も多かったかと思うのですが、最近では
この作業を簡単にやってくれるフリーソフトが使われるようになっています。
「月刊星ナビ」の8月号に紹介されたのでご存じの方も多いと思いますが、
「SiriusComp」というソフトをこちらからダウンロードしてインストールすると
簡単に比較明合成の画像ができるようになります。
私の場合は今までステライメージ(Var.5)で作業していたのですが、大幅に
作業時間を短縮することができました。
(本当はもっと早く使い始めたかったのですが、夏は忙しくて精神的に余裕が
なかったので・・・)
で、どんな画像ができるかといいますと・・・
まずは合成する前の1枚(撮影データはISO800,F2.8,15秒です)。
星景写真としてはかなり星の数が少なく控えめですが、これを30枚ほど比較明
合成すると・・・
かなり派手な星景写真になります。
これでも星が多すぎといった感じがしますので、一枚々々はかなり暗いくらいの
写りで良さそうです。
ということは都会でもかなり楽しい星景写真が撮れるということです。
「都会では星が見えないから・・」と言って星を見ることや天体写真を撮る
ことをあきらめてしまう方が多いのですが、デジタル写真の時代になって、
俄然星景写真の楽しみが大きく膨らんだと思うのです。
比較明合成がこんなに簡単にできるようになって、また天体写真の敷居が
低くなったような気がします。