双眼鏡で星空を楽しむ -その46-

今日はスッキリしない天気・・・。

2日ごとくらいに天気が変わって行く感じです。

 

まだまだ紅葉はきれいですが、そろそろ盛りを過ぎた感じが強くなってきました。

夜になってもスッキリしないままで、満月に近い月には大きな暈(かさ)が
掛かっていました。

 

月のすぐ近くには木星がいて、他の星は見えないのに月と木星だけが見える
ちょっと不思議な雰囲気でした。
さて今日は「双眼鏡で星空・・」シリーズ、今日は Kemble’s Cascade です。

Kemble’s Cascade(ケンブルズ カスケード:ケンブルさんの滝)というのは
「Binocular Highlights」で紹介されている星列でケンブルさんという天文家に
紹介されて広く知られるようになった星列だそうです。

 

きりん座にあるのですが、カシオペア座からぎょしゃ座のカペラの方向に
双眼鏡を振ってゆくと見付けることができます。

かなり暗い星なのですが10個くらいがきれいに並んでいます。

 

NGC1502という小さな散開星団から流れ出しているかのように見えるという
ことになっていますが、肉眼ではNGC1502は見えないかも知れません。

私には「√」マークを裏返したような感じに見えました。

とてもきれいなお奨めの星列です。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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双眼鏡で星空を楽しむ -その46- への2件のフィードバック

  1. Nikon 8cm のコメント:

    スタパ オーナーさま

    これは見事な星列ですねえ。私には、真ん中の明るい星をはさんで暗い星が両側に延びる様子がカモメの飛ぶ姿に見えました。早速に次の八ヶ岳遠征では、双眼鏡で生を眺めてみようと思います。

  2. スタパオーナー のコメント:

    Nikon 8cm さま
    いつもありがとうございます。
    はー、なるほど確かにカモメにのような鳥が飛んでいる姿にも見えますね。
    かなり暗い星の星列なので、ぜひ条件の良い日に生をご覧下さい! (^_^)

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