今日の昼間は少し雲が多かったものの、11月とは思えない暖かな一日でした。
夕方の西空には神々しいほどの雲が輝いていました。
ついこの間も「神々しい雲」ありましたが・・・
さて今日はアストロアーツ社から刊行されたムック本の紹介。
「ビジュアル 星空案内 宇宙を見る、識る、撮る」という本です。
結論から言うとこの本、すごくいいです。
星空を楽しむための様々な要素がふんだんに、系統だてて、わかりやすく
解説されています。
星の動き(日周運動)の話から黄道十二星座、季節の星座、星雲星団、月・惑星、
様々な天文現象などの解説と見どころなどが紹介されて、さらには様々な天体の
撮影方法や双眼鏡・望遠鏡の使い方の解説などが網羅されています。
これから星空の観察をはじめて見たいと考えているかたにはもってこいですし、
1月に行われる星検(星空宇宙天文検定)などの教科書してもかなり良いのでは
ないかと思います。
(「星検」向け教科書としては全てを網羅しているわけではありませんので
注意が必要ですが・・)
もちろん、より深くそれぞれの天体や写真を楽しもうと思えば、それぞれの
専門的な教科書が必要になるとは思いますが、様々な星の楽しみ方を紹介して
くれているので「初めの一歩」という意味ではたいへん良くできた本だと
思います。
いつも素敵な本の紹介をありがとうございます。本屋で立ち読みし、内容の豊富さ、読みやすさで買ってしまいました。カバーしている分野も広いですね。通勤が楽しくなりました。ありがとうございました。
アルビレオさま
いつもありがとうございます。
拙ブログをご覧いただき早速購入されましたようでありがとうございます。
・・・って、私が儲かるわけではないですが、共感していただけて嬉しいです。
マジメに読まなくても沢山の写真を眺めているだけでも楽しいですね。(^_^)
以前教えていただいた「星座博物館」もそうですが、高価な機材、大口径ドブなどを使う前に、本当は楽しまなければならないことがたくさんあることに、最近やっと気づきました。この本の写真と星図を比べるだけでも、「あー、ここがこうなっていて、これがM8で」など興味が尽きませんね。回り道をしましたが、私にとって星見の正しい道のように感じます。
アルビレオさま
本当にその通りですね。
いろいろな星空の楽しみ方があるはずなのに、なぜか高価な機材や大きな望遠鏡を消費する
ことばかりに力を入れている人が多すぎますね。(自分もその一人か・・・)
あまり高価な機材に頼らない星見の楽しさをみんなで広げられるようになれたらよいですね!