冬の大六角形

今日も良い天気。

 

昼間は風が強いものの、わりと暖かかったのですが、夜にはカキーンと冷え込み
氷点下近くまで気温が下がっています。

その分空気は澄んで、月齢20という下弦前の明るい月があるのに、星は
きれいに見えていました。

 

22時過ぎには冬の賑やかな1等星たちも顔をそろえ、冬の大六角形を見る
ことができました。
(大六角形の中に月があるのですが空気が澄んでくれたおかげでよくわかります。)

冬の大六角形というのは(昨年も紹介しましたが)、ぎょしゃ座のカペラ、
おうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、
こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックスで作られる(少しいびつですが)
とても大きくてダイナミックな六角形です。

 

冬の大三角(ベテルギウス、シリウス、プロキオン)は昔から有名ですが、
ここ10年くらい大六角形が天文ファンの間では定着してきました。

ただこの冬の大六角形、日本だけの見立てのようで、海外ではあまりメジャーでは
ないようです。

冬の1等星たちの並びを海外ではどのように見立てているのか、次回に紹介
したいと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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