今日は久々のドン曇。
その分、妙に暖かいです。
さて今日は「双眼鏡で星空・・」シリーズに戻って・・・
秋の星空の星群・星列の紹介を続けます。
今日はアンドロメダ座・ペガスス座の星群・星列を紹介します。
アンドロメダ座には以前紹介したM31(アンドロメダ銀河)や散開星団のNGC752と
その付近の星列を紹介しましたが、秋の星座の中では(カシオペア付近ほどでは
ないものの)わりに星が多くて結構楽しめます。
アンドロメダ座の頭にあたる星、αAnd(アンドロメダ座α星)はアルフェラッツ
という固有名があります。
アルフェラッツというのは「馬のおへそ」という意味で、星座の形から見ると
ペガスス座のおへそも兼ねている星です。
このアルフェラッツを双眼鏡で見ると・・・
七面鳥のような形の星列を見付けることができます。
そこまで大きく見たてなくて七面鳥の頭のあたりだけに着目すると数字の「2」
のようにも見えます。
この七面鳥の尻尾のお腹のあたりから何となく星列が続いていて、それを
たどってゆくとβPeg(ペガスス座β星:シェアト)に繋がるアーチ状の星列が
あります。
飛び石のように星が続いていて何となく楽しい感じがします。