秋の星座 -その6- みずがめ座

今日はうろこ雲が見事な秋空を見ることができました。

 

ただ、このての雲が出るとその後は天気が下り坂に向かうことが多いんですね。

案の定、週末なのに夜には雨になってしまいました。

さて、秋の星座シリーズ、今日からペガスス座を離れみずがめ座に移ります。

まずはみずがめ座の探し方から・・。

みずがめ座はお誕生日の星座でもあるので、知らない方はまずいないと思う
のですが、一番明るい星でも3等星なので見付けるのは結構難しいです。

しかも星の配列からは星座絵の形が想像しにくい星座なので余計に見付け
にくいです。

あまり星座絵の形にこだわらないで探すことにした方がよいようです。

それでは具体的な探し方です。

 

まずペガスス座の頭の下(南側)にζ(ゼータ)星を中心にγ(ガンマ)、η(エータ)、
π(パイ)の三つの星が取り囲む「三ツ矢」の形を見付けます。

これが見つかるとみずがめ座の全貌をわりと簡単に見付け出すことができます。

ただ4~5等星の暗い星たちなのでよほど星のきれいな場所でないと見付ける
ことはできません。
(ということはみずがめ座自体星のきれいな場所でないと見付けられません。)

この三ツ矢マークが見つかれば、γ星からα-β-εとたどり、みずがめ座の
人物であるガニメデの右肩-左肩-左手を模ることができます。

 

さらに三ツ矢マークのη星からフォーマルハウト(みなみのうお座)に流れる
水瓶からの水を見付ければみずがめ座の全貌が見えてきます。

この水の流れを模る線も暗い星が多いので、フォーマルハウトまで何となく
つないで行くというくらいにたどれば良いでしょう。

星座絵はこんな感じです。

 

これでどうして「水瓶?」っていいたくなるかも知れませんが、星座の中には
お話し先行で、形はどうでも無理矢理作ったものもあるので、こんな星座も
あるんだというくらいに考えておけばよいでしょう。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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