秋の星座 -その15- ペルセウス座Ⅰ

三連休が終わってちょっとお疲れ・・・。

たった4日仕事が続いているだけでバテバテで、夏の忙しいときはどうして
生きていたのが不思議に思えるほど・・・。

 

トンボたちもだいぶ疲れてきているようです。

早く冬眠がしたい・・・・ って、しませんけど(^^;)

さて秋の星座シリーズ、今日はペルセウス座です。

ペルセウス座の名前は星座そのものよりも最近では夏の活発な流星群の名前と
して有名になっているような気がします。

最近(この10年ぐらい)はペルセウス座流星群の極大日が近くなると必ずと
言ってよいほどマスコミが騒ぐのでペルセウス座が夏の星座だと思っている
人も多いように思えます。

実際には秋の星座の中でも一番最後のほうに昇ってくる晩秋の星座で、
流星群の頃は夜中にならないと昇ってきません。

ペルセウス座はこれまでに紹介している秋の星座の古代エチオピア絵巻の
一角をなす星座です。

絵巻の中ではティアマトウ(くじら座)の生け贄に捧げられている
アンドロメダ姫を救うべく、天馬ペガススに跨り颯爽と登場するシーンが
描かれているのですが、実はそこにいたるまでにはたいへんな紆余曲折が
あって、ペルセウスの物語だけで映画があるほどのボリュームですので
ここでは詳しく語らないことにします。

 

ペルセウス座はカシオペヤ座とおうし座のプレアデス星団(M45)の間に
あります。

明るい星はあまりなくα星(アルゲニブ)とβ星(アルゴル)が2等星である
以外は3等星以下の星で形作られているので、都会では見付けるのが難しいと
思います。

形も複雑で実際の夜空では上の写真のように結ぶのはかなり難しいです。

 

感覚的にはこんなふうにパラボラアンテナか弓のようなイメージで星座の形を
認識した方が分かりやすいです。(続く)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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