いきなりですが今日は昨日の続き・・・
昨日のM42を少し画像処理してみました。
データは以下のとおり
LX200-40(口径406mm、焦点距離4064mm)、テレビュー製プローゼル55mm(74倍)
Lumix DMC-G3 14mm、F2.5パンケーキレズ
(合成F値≒2.5、35mm判換算焦点距離≒2000mm)
ISO3200、40秒×4、10秒×5、2.5秒×4,1秒×4の画像(総露光時間
224秒)をステライメージにて加算合成後、レベル調整、トンカーブ調整。
昨日の画像よりザラ付が軽減され、星雲中心部の四重星(トラペジウム)付近が
白飛びしないで表現できています。
こんなに短時間の露光でこんなにあっさり写ると嬉しくなりますね。
まあM42というのは特別良く写る天体なのですね。
次にM31(アンドロメダ銀河)も画像処理しました。
こちらは光学系とISOは同じで、60秒×3です。
40cmの倍率だと中心部しか写せないのですが、目で覗いたときのイメージを
大幅に増幅したような感じです。
M42、M31は両横綱といった感じなので良く写って当たり前という感じが
します。
マニアックな視点からするとマイナーな銀河がどのくらい写るかが重要になり
ます。
こちらはM74、うお座の系外銀河でフェースオンの渦巻き型銀河です。
60秒×4のコンポジットですが、かなり頼りない写りです。
やはりM31以外の銀河は敷居が高いです。
まあそれでも肉眼で眺める時より良く写っているので、観察の時の参考には
なりそうです。
この撮影方式だと写り方が望遠鏡を目で覗いたときの見え方に近いので、
観察の時の参考になる写真が撮れる・・ということなら、観察会の参考用に
いろいろな写真を撮ってみようかなどと、少し真面目に考えています。
スタパオーナーさん、こんにちは。
いよいよ、G3でのコリメート撮影はじまりましたね。
鏡筒が40cmなので口径を生かして、小さな天体を
狙うのに都合良さそうですね。楽しみにしています。
こんばんは。
長焦点筒でもコリメートで撮影すると、短時間の露光(普通の写真と比べると超長時間露光ですが、、、)で、巨大に撮影できますね。
この拡大率は400mmの巨大口径があってこそだとは思いますが、やはり短時間で写るのはコリメートの最大の魅力だと思います。
実は私も先日、コンデジでのコリメート撮影に挑戦してみました。
その際にはこのブログの情報を沢山参考にさせていただきました。
いつも本当にありがとうございます。m(–)m
まだ満足の行くものは全くとれていませんが、経過を私の拙いブログにもアップしてみたいと思います。
つきましては私のブログ記事から、このブログにリンクをさせていただいてもよろしいでしょうか?
厚かましいお願いですが、どうぞよろしくお願いいたします。m(–)m
kameさま
拙ブログを参考にしてコンデジコリーメートに挑戦して頂いているとのこと、とても嬉しい限りです。
明るいF値を活かして短時間の露光で撮れれば赤道儀の精度が悪くてもそこそこ写るというメリットが
一番大きいと思っています。
40cmを使うのはちょっと反則気味ですが、プアーな機材でも楽しむことができることを伝えられたらと
思っています。
貴ブログへのリンクの件、大歓迎ですのでどうぞよろしくお願い致します。
くっしーさま
はい、夏の間止めてしまいましたがようやく少し余裕ができてきたので、いよいよです(^^;)。
まだまだ試行錯誤ですが・・・
くっしーさんの画像処理技術を参考にさせて頂ければと思っていますのでよろしくお願い致します。
まあ、キレイ撮ると言うよりも観察するときの参考になるようなインデックスを作れたらよいと
思っているのですがね。
スタパ オーナーさま
ミラーレスは、最近ドンドン機種が増えていて、コンデジは停滞気味ですから、これからのお手軽コリメート撮影の選択肢に入ってきますね。以前から注目はしていたのですが、なにせ光学系は(も)からっきしダメなもので、オーナーさんの今後の記事に大いに期待しています。
Nikon8cmさま
ミラーレスはコンデジに比べてセンサーサイズが大きいのでその分感度が高く、ノイズも少なくなります。
でもその分同じ画角ならカメラレンズの焦点距離が長くなって、合成F値をコンデジの時のように小さく
しようと思うと接眼レンズの焦点距離をよほど長いものにしなければならなくなります。
ここでは55mmという普段ほとんど出番の無いレンズを使っていますがこれでも縮小率3.9で、
合成F値=2.5ですのでぎりぎりカメラレンズの開放値に近い値が出ています。
2インチアイピースが使えない小望遠鏡ではあまり現実的でない組み合わせです。
もう少しセンサーサイズの小さいNikon1とかPENTX Qなどがねらい目かも知れないのですが、
あまりF値の明るいレンズがないのが現状です。