星雲星団を撮るⅢ

日に々々、木々の彩りが変化しています。

 

スタパから少し昇ったあたりでは紅葉が見ごろになり始めているようです。

今夜は久々の雨・・・。

ここのところしばらく晴れの夜が続いていたので文句は言えないですけれどね。

さて今日も星雲星団撮影の続きです。

さんかく座の銀河M33です。

 

LX200-40(口径406mm、焦点距離4064mm)、テレビュー製プローゼル55mm(74倍)
Lumix DMC-G3 14mm、F2.5パンケーキレンズ
(合成F値≒2.5、35mm判換算焦点距離≒2000mm)
ISO3200、60秒×5(総露光時間300秒)をステライメージにて加算合成後、
レベル調整、トンカーブ調整。

アンドロメダ銀河M31に次ぐ大きな銀河です。

月の視直径(30′)くらいの大きさがあるので40cm望遠鏡で見ると視野一杯に
広がって見えます。

ただ、肉眼で見てもこんなにハッキリとは見えません。

中心部分は明らかに雲のような塊があるように見えますが、それ以外は視野内に
ほんの少し明るさのムラがあるように見える程度です。

写真では表現しづらいのですが強いて再現すると・・・

 

この画像を眼を細めて(うす目で)見た時のような感じに見えます。

天体写真の場合、写真の世界と、実際に眼で見た世界とはかなり差が出て
しまい、どちらが本当なのかと尋ねられると困ってしまいます。

まあ個人的にはできるだけ眼で見た感じの雰囲気を大事にしたいと思うの
ですがね・・・。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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