昨日も書きましたように、昨晩はふたご座流星群の極大日でした。
マスコミなども盛んに宣伝していましたので、ご覧になった方も多いと思います。
今年は月明かりの邪魔が全く無い状況で、天候も良く、風も弱い状態だったので
条件としてはここ数年で最高だったと思います。
私はここ数日ゲストが続いていることや、個人的に片づけなければいけない
仕事があって、あまり無茶ができにくい状況にあったので、今年は写真に専念
することにしていました。(そんなこともあり昨日紹介したカメラ2台体勢で
臨みました。)
1台はカメラを夕食前にカメラをセッティングして撮影(10秒露光の連写)を
開始してあとはカメラを放置・・・
明け方5時半過ぎまで3900ショットほどを撮影しました。
もう1台は赤道儀(ポラリエ)に載せて、20時過ぎから明け方まで、同じく
10秒露光の連写で写しました。
まだあまり時間が取れなくて、よくチェックしていないのですが、ざっと見た
範囲では2個の火球クラスの群流星を捉えることができました。(*^_^*)
一つ目は22:56頃。
上端やや右寄りの明るいのは木星です。
もう一つは0:51頃。
昨年も同じような撮影をしているのですが(昨年は月の条件が悪いことも
あるのですが)、暗いのが数個写ったのみだったので、今年は大当たりと
言えます。
この二つ、実際に流れるところを見られたら、かなり感動するほどの明るさ
だと思います。
「だと思います」というの何とも情けないですが、昨日私が流星のために空を
見上げていたのは1時間くらいだけでした。
寒いとイヤだと思い、思い切り着込んでいたら、すぐに眠くなってしまい、
ウツラウツラしながら見ることになってしまいました。
結局、1時間くらいの間に睡魔と戦いながら60個ぐらいの流星を数える
ことしかできませんでした。
それでも流れるときはパタパタと数個まとまって流れることが多く、2001年の
しし座流星群を思い出させてくれるような流れ方をすることもあり、なかなか
楽しめました。
今年は金環日食やら、金星の日面通過やら印象に残る天文イベントが多かった
のですが、一年の締めくくりとして(まだ終わっていませんが)このふたご座
流星群も楽しく観察することができました。(^_^)v