ラプトル60で月を撮る

今日も良い天気!

 

写真は今朝、陽が昇り始めるころのものです。

さて今夜はいつものラプトル50(改)と純正無改造のラプトル60で月の
写真を撮り比べてみました。

ラプトル50とラプトル60の違いは・・・
 口径が50mm→60mm
 焦点距離が600mm→700mm
と、一回り大きなレンズが使用されていることと、フリーストップ式の架台が
50より60が大幅に強化されている点です。

純正のままのラプトル50だとカメラを付けること自体難しいですし、
付けても架台が弱くて操作性が悪くなってしまいます。

ラプトル60のほうはミラーレス程度なら何とか持ちこたえることができる
架台で、接眼部も31.7mm対応になっているので、カメラが付けやすいです。

月の写真を撮るという意味ではラプトル60がギリギリのレベルかも知れません。

私が普段月の撮影に使用しているラプトル50(改)は純正のラプトル50鏡筒を
カメラが付きやすくするため接眼部を31.7mmに改造して、鏡筒そのものを微動
装置つきの赤道儀に載せています。

写真の撮りやすさという点では純正ラプトル60より大幅に上です。
(もちろんラプトル60を赤道儀に載せることも可能ですが・・・)

さて前置きが長くなりましたがまずは純正無改造ラプトル60での写真です。

 

次にいつものラプトル50(改)の写真。

 

60は焦点距離が長いぶん月が大きく写っています。

どちらが良く写っているかという判断になると好みが分かれるところですが、
若干50が勝っているような気がします。

もちろんその差はわずかで、60でも充分鑑賞に堪えるものです。

今夜は特に気流が悪く、口径の大きな60のほうがその影響を大きく受けて
実力が出し切れていないようです。

微動装置が付いていないラプトル60でも少し慣れれば充分に月の写真が
撮れることが分かりました。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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