SAMYANG(サムヤン)レンズを試す(85mm 1/1.4)

ここのところ昼間晴れて夜曇るという、スタパにとってはどうも悪いパターンの
日が続いています。

それでも昼間晴れて気温が上がるので、春はドンドン進んでいます。

 

カラマツの芽がはじけて中の緑色の小さな葉が見え始めています。

さてSAMYANGレンズレーポート、今日は今回3本購入した中の3本目、
85mm 1/1.4です。

 

これまでに紹介した14mm、35mmと同様ピントも絞りも完全手動のマニュアル
レンズです。

F1.4という明るさだけが取り得のレンズです。

1.4の明るさがそのまま天体用に使えれば大喜びなのですが、このレンズも
35mmと同じように開放のままだとかなり青ハロが気になります。


F1.4/30sec/ISO800 左上はアルタニク(三つ星の一番左側)周辺を等倍切り出し

開放のままでもとても切れ味は良くて、APS-Cであれば周辺までまずますの
画像になります。

青ハロはF2.8まで絞ればかなり改善されて、周辺像もさらに良くなります。


F2.8/90sec/ISO800

好みの問題ですが、絞ると輝星にスパイダーが出ます。

35mmではソフトフォーカスフィルターを用いるとF2.0から青ハロが気にならなく
なったので、このレンズもその効果が望めそうな気がします。

手元にこのレンズにあうフィルター(72mm径)がないのでいずれ購入して試して
見たいと思います。

F2.8スタートと割り切れば天体用として楽しめるレンズだと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天文関係, 望遠鏡・機材, 自然 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください