ここのところ昼間晴れて夜曇るという、スタパにとってはどうも悪いパターンの
日が続いています。
それでも昼間晴れて気温が上がるので、春はドンドン進んでいます。
カラマツの芽がはじけて中の緑色の小さな葉が見え始めています。
さてSAMYANGレンズレーポート、今日は今回3本購入した中の3本目、
85mm 1/1.4です。
これまでに紹介した14mm、35mmと同様ピントも絞りも完全手動のマニュアル
レンズです。
F1.4という明るさだけが取り得のレンズです。
1.4の明るさがそのまま天体用に使えれば大喜びなのですが、このレンズも
35mmと同じように開放のままだとかなり青ハロが気になります。
![130323samyang85_1.4_5476](https://star-party.jp/wp/wp-content/uploads/2013/03/130323samyang85_1.4_5476-400x266.jpg)
F1.4/30sec/ISO800 左上はアルタニク(三つ星の一番左側)周辺を等倍切り出し
開放のままでもとても切れ味は良くて、APS-Cであれば周辺までまずますの
画像になります。
青ハロはF2.8まで絞ればかなり改善されて、周辺像もさらに良くなります。
![130323samyang85_2.8_5478](https://star-party.jp/wp/wp-content/uploads/2013/03/130323samyang85_2.8_5478-400x266.jpg)
F2.8/90sec/ISO800
好みの問題ですが、絞ると輝星にスパイダーが出ます。
35mmではソフトフォーカスフィルターを用いるとF2.0から青ハロが気にならなく
なったので、このレンズもその効果が望めそうな気がします。
手元にこのレンズにあうフィルター(72mm径)がないのでいずれ購入して試して
見たいと思います。
F2.8スタートと割り切れば天体用として楽しめるレンズだと思います。