連休3日目、穏やかな行楽日和が続きます。
スタパ周辺では木々の芽吹きが本格的に始まっていて、次々にいろいろな
種類の樹木の若葉が広がり始めています。
木の葉が少しずつ日に日に大きくなるのを見ていると、とても元気が出てくる
というかわくわくした気持ちになります。
さて春の星座シリーズ、今日は「おとめ座」です。
かに、うみへび、ししと来たので「おとめ」になるわけです。
かに・しし・おとめは黄道12星座、うみへび・おとめは全天88星座のうち
大きな星座の1位・2位だからです。(・・・ってだからどうしたというわけ
ではないのですが・・・)
おとめ座は収穫の女神デーメテールをかたどっていると言われていますが、
人間型の星座(あえて人間型と書くのは星座の多くは神様ですので・・・)の
中では、もちろん一番大きな星座という ことになります。
(ちなみに三番目は北斗七星を包含するおおぐま座。)
で、この女神様、大きいことは大きいのですが、一等星のスピカ以外は暗い星が
多く天球上で星座の形を把握するのはかなり難しいです。
これがどうして女神様なのか、かなりの想像力を必要とします。
(私には出来そこないのクワガタムシのようにしか見えません。
自分の生まれ月が「乙女座」でもない限り「この星の並びが好きッ!」という
人はあまりいないのではないかと思います。
(おとめ座ファンの方ごめんなさい。)
さて一等星のスピカですが「麦の穂」という意味があります。
収穫の女神デーメテールが持つ麦の穂の穂先です。
麦の穂先というのはトゲがツンツンしていますが、このツンツンした状態が
「スピカ」という言葉の語源で、スパイクシューズやスパイクタイヤなどの
トゲ(=スパイク)と同じ語源になるそうです。
日本ではその白い輝きから「真珠星」と呼んでいる地方もあったそうです。