春の星座 -その4- おとめ座

連休3日目、穏やかな行楽日和が続きます。

スタパ周辺では木々の芽吹きが本格的に始まっていて、次々にいろいろな
種類の樹木の若葉が広がり始めています。

木の葉が少しずつ日に日に大きくなるのを見ていると、とても元気が出てくる
というかわくわくした気持ちになります。

さて春の星座シリーズ、今日は「おとめ座」です。

かに、うみへび、ししと来たので「おとめ」になるわけです。

かに・しし・おとめは黄道12星座、うみへび・おとめは全天88星座のうち
大きな星座の1位・2位だからです。(・・・ってだからどうしたというわけ
ではないのですが・・・)

おとめ座は収穫の女神デーメテールをかたどっていると言われていますが、
人間型の星座(あえて人間型と書くのは星座の多くは神様ですので・・・)の
中では、もちろん一番大きな星座という ことになります。
(ちなみに三番目は北斗七星を包含するおおぐま座。)

で、この女神様、大きいことは大きいのですが、一等星のスピカ以外は暗い星が
多く天球上で星座の形を把握するのはかなり難しいです。

これがどうして女神様なのか、かなりの想像力を必要とします。
(私には出来そこないのクワガタムシのようにしか見えません。

自分の生まれ月が「乙女座」でもない限り「この星の並びが好きッ!」という
人はあまりいないのではないかと思います。
(おとめ座ファンの方ごめんなさい。)

さて一等星のスピカですが「麦の穂」という意味があります。

収穫の女神デーメテールが持つ麦の穂の穂先です。

麦の穂先というのはトゲがツンツンしていますが、このツンツンした状態が
「スピカ」という言葉の語源で、スパイクシューズやスパイクタイヤなどの
トゲ(=スパイク)と同じ語源になるそうです。

日本ではその白い輝きから「真珠星」と呼んでいる地方もあったそうです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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