大型台風のせいか(まだそれほど近づいてもいないですが)、すっきり
しない天気です。
それでも紅葉は日に日に進んでいます。
スタパ周辺のカラマツ達も少しずつ深緑から黄色に色を変え始めました。
カラマツの黄葉は広葉樹の紅葉があらかた散った頃が見頃になるので
本番はまだ先です。
天気の悪い夜は(先日も紹介しましたが)天体写真のレタッチに嵌まって
います。
まだ自分のスタイルが決まっていないので、いろいろな処理を変え
ながら試行錯誤しています。
まずはスタパの敷地内で撮影したいて座からやぎ座付近。
薄明の残っている時刻に撮影したので空全体が明るく、天の川の
写りも弱めです。(JPEG撮って出しです)
これに基本的ないくつかの補正をかけると・・・
だいぶクッキリと印象的なイメージになります。
ただこのくらいクッキリさせてしまうと、実際に目で見たのとは
全然異なったモノになってしまいます。
「作品」として割り切れば良いのですが、スタパに来れば本当に
こんなに見えるのかと勘違いされても困りますねぇ・・・
実際のところ写真の世界と、肉眼で見た世界とでは全く別な世界
なのですが、初心者の人は現実を見てガッカリされてしまうことが
多いです。
もう一例。
こちらは夏の大三角とその間を通る天の川です。(これもJPEG撮って出し)
これでも肉眼で見るよりはかなり暗いところまで写っていますが、
まだ目で見た雰囲気が伝わる(目で見たものと同じモノを写した)
感じがします。
で、これに処理をかけると・・・・
コントラストと明るさ補正を強くかけたのでかなり強烈なイメージ
になっています。
目で見たものとは別の世界ですが「作品」としてはありかも知れません。
好みの問題もあるので何とも言えないのですが、試行錯誤しながら
自分のスタイルを決めて行くしかないかも知れません。