今日も良い天気。
スタパ周辺では日射しがあるとあちこちで目を見張るようなきれいな
黄葉を見ることができます。
さすがに紅葉シーズンとあって、平日なのになかなかの人出です。
橋の上を歩く人や、交通量の多さが通常の平日とは段違いな感じです。
さて今日もカシオペヤ座の話。
昨日の写真はカシオペヤ座の「W」の部分だけのクローズアップ
だったので「天の川の中にあるので・・・」という解説もピンとこない
方もいるかも知れないということで、今日は少し引いた写真です。
写真左ははくちょう座から続く天の川で、とんがり帽子のような
ケフェウス座をかすめ、カシオペヤ座を通り、ペルセウス座へと
流れて行きます。
天の川はカシオペヤ座を過ぎるあたりから急速に淡くなって、冬の
星座の中ではよほどクリアな空でないと肉眼では見えにくくなって
行きます。
双眼鏡でカシオペヤ座を中心とした上の写真のあたりを流すと、
星の濃淡があちこちにあったり、中くらいの明るさの星のおもしろい
星列があったりしてとても楽しく眺めることができます。
逆に夏の天の川は星の数が多すぎて、あまり濃淡がないので意外に
面白みに欠けるように思います。
そんなわけで秋の天の川は双眼鏡で楽しむのには絶好の対象だと
思っています。