久々に星雲星団の写真を撮る(2)

昨晩は気温がグンと下がり紅葉が急速に進んだ感じです。

131105hasi

一気に紅葉の見頃になりました。

131105kouyou

さて昨晩はオリオン大星雲だけではなくアンドロメダ銀河(M31)の
撮影もしてみました。

MEAD LX200-40 D=406mm f=4060mm F6.3レデューサー Eoc6D 60sec ISO6400

MEAD LX200-40 D=406mm f=4060mm F6.3レデューサー Eoc6D 60sec ISO6400

こちらもJPEG撮って出しです。

さすがにM31は大きすぎてフルサイズセンサーでも中心部しか写らない
ことには変わりがなく、おもしろくありません。

それじゃあ・・と、サブスコープとして使用しているケンコーSE120S
(アクロマート屈折12cm/F5)で撮影してみました。

KENKO SE120S D=120mm f=600mm  Eoc6D 180sec ISO6400

KENKO SE120S D=120mm f=600mm Eoc6D 180sec ISO6400

何とも壮絶な青ハロ・・・・

眼視専用の鏡筒と割り切って使っているので、文句を言うつもりは
ないのですが、さすがにこれでは使いものになりません。

あの手この手で・・・・

KENKO SE120S D=120mm f=600mm  Eoc6D 180sec ISO6400 色収差軽減フィルター(MV-1)

KENKO SE120S D=120mm f=600mm Eoc6D 180sec ISO6400 色収差軽減フィルター(MV-1)

まだ少し輝星に青ハロがありますし、カラーバランスもおかしいですが、
なんとか非常用と割り切れば我慢できるくらいに仕上げることが
できました。

具体的には笠井トレーディングの色収差軽減フィルター(MV-1)(すでに
絶版品ですが同等品は国際光器さんなどで入手可能)を使用して撮影後、
(それでも青ハロが取り切れないので)ステライメージ(画像処理ソフト)
の青ハロ除去フィルターで処理しています。

正直なところ天体写真用には別の鏡筒を準備した方が良さそうです。

さて今夕の月です。

ラプトル50(改) Nikon1J1 直焦

ラプトル50(改) Nikon1J1 直焦

薄明の薄赤い空の中の月でコントラストがとても低かったので、
荒れた画像になってしまいました。

今日はいつものラプトル50(改)とは違った望遠鏡でも写してみました。

131105moon_1656

向きが違いますが、焦点距離が長い分縦構図だとはみ出してしまう ので・・・

この鏡筒、だいぶ前の星まつりで3000円くらいで入手したのですが、
スコープテック製でものすごくよく見えます。

現状モデルのMURAMASA-60MAXIだったらもっとよく見えそうな
気がして物欲が湧き上がります・・・・(^^;)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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