昨晩も良く晴れました。
今年は彗星イヤーということで業界が賑わっています。
個人的には相当大きな彗星でないとみてもガッカリすることが多いので
あまり彗星に熱くならないようにしています。
それでもかなり慌ただしい感じになってきたので、昨晩は彗星を
観測しました。
この時期、明け方の東天には話題のアイソン彗星の他にも3個の彗星が
あって、彗星ファンにはたまらない状況でまさに「ようこそコメッツ」という
感じです。
アイソン彗星は当初の予想よりも明るくならず、明け方近くならないと
見えないので、まずはラブジョイ彗星の写真を撮りました。
![ラブジョイ彗星1(C/2013 R1) 2013.11.08 02hh26m-34m(120sec×4) ZenithStar80(80mm/f=545mm)+Eos6D ISO6400 メトカーフコンポジット](https://star-party.jp/wp/wp-content/uploads/2013/11/131108C2013R1_1661_64-400x266.jpg)
ラブジョイ彗星1(C/2013 R1) 2013.11.08 02hh26m-34m(120sec×4) ZenithStar80(80mm/f=545mm)+Eos6D ISO6400 メトカーフコンポジット
かに座のプレセペ星団(M44)のすぐ近くにあって、7×50の双眼鏡でも
すぐに見つけられるほど明るくなっています。
40cm望遠鏡で見ても肉眼では尾はほとんど解りませんが、はっきり
芯のある明るさでした。
一方アイソン彗星は双眼鏡では本当にそこにあると解っていても
かすかに見えるくらいの状況でガッカリするほど暗いです。
![アイソン彗星(C/2012 S1) 2013.11.08 04h01m-15m (60sec×12) ZenithStar80(80mm/f=545mm)+Eos6D ISO6400 メトカーフコンポジット](https://star-party.jp/wp/wp-content/uploads/2013/11/131108C2013S1_1679_1690-400x266.jpg)
アイソン彗星(C/2012 S1) 2013.11.08 04h01m-15m (60sec×12) ZenithStar80(80mm/f=545mm)+Eos6D ISO6400 メトカーフコンポジット
移動の早い彗星の動きに合わせて画像を合成(メトカーフコンポジット)
しているので星が線になっています。
写真に撮るとそこそこ尾が写るのですがね。
上の2点の写真は口径80mm、焦点距離545mmの望遠鏡の直接焦点撮影
ですが、アイソン彗星を40cm望遠鏡でも撮影してみました。
肉眼では中心部分がなんとか見える程度でした。
彗星の場合、太陽に近づいたときに予想を遙かに超えた明るさに
なることが多い(大化けと言います)ので、ぜひそれに期待したいと 思います。
ちなみにアイソン彗星の一番の見頃は12月6日から10日くらいの
間だと思います。
彗星の見頃の期間は(彗星によってもちがいますが)ものすごく
短いことが多いので、敏感に情報を集めるようにして下さい。
さて今夜も良い天気。
きょうは月がきれいに撮れました。(^_^)v
こんにちは
最近はポラリエ専門でしたが、今日は久し振りにCGEMを使いました。
ポラリエは極軸のズレに気を使いますが、CGEMはそれが無い分気楽ですね(*^_^*)
ガイド鏡と同架していますが、最近はコンポジットで処理するので長時間の露光をする機会が少ないです。
アイソンの間はガイド鏡無しで行こうと思います。
メカトーフコンポジット…チャレンジしてみます(^_^)v
hokuto7さま
私も今回はLX200-40に同架して撮影しました。
500mm前後で5分以下ならノータッチOKです。
それ以上ではかぶりますので・・・・
早速メカトーフにチャレンジされたようですね。
ステナビで彗星の時間ごとの移動量を出すのが面倒ですが、これさえ入れてあげれば
あとは基準星を設定するのとかは普通のコンポジと同じですので、慣れれば意外に
簡単だと思いますね。