今日も八ヶ岳ブルーな良い天気。
今シーズン一番の冷え込みのようで、星空も冴え渡ります。
11月も終わりに近づくとすっかり冬型の天候になってくれて、
毎日のようにスッキリした晴れが続いてくれます。
そして星座も冬の星座達がだいぶ目立ってきます。
というより冬の星座には明るい星が多くて、星が少なくて地味な
秋の星座にどうしても目が行かなくなってしまいます。
冬の星座といえばなんと言ってもオリオン座だと思います。
スタパに来られるゲストでも「オリオン座だけは分かる」という
方が凄く多いので間違いないでしょう。
でもせっかく豪華な冬の星座ですので、オリオン座しか分からない
のはとてももったいないです。
オリオンの右肩にあるベテルギウスと、おおいぬ座のシリウス、
そしてこいぬ座のプロキオンを結んだのが冬の大三角です。
この3つの星は都会でも見つけることのできる星ですので、オリオン、
おおいぬ、こいぬの3つの星座が分かったことになるんです。
先日冬のダイヤモンドを紹介したばかりですが、冬のダイヤモンドは
大きすぎてつかみ所がないので入門用には少し難しいかも知れません。
まずは冬の大三角をぜひ見つけて頂きたいです。
ところで上の写真で三角のなかを雲のようなものが縦断していますが、
これは天の川です。
夏の天の川に比べてこのあたりの天の川はとても淡いので、肉眼では
見えにくいことが多いです。
空の澄んだ場所で、月のない夜ならばうっすらと見ることができます。
(ちなみに今夜のスタパでは見えましたョ。)
今年は大三角の左上にとても明るい木星がいるので、夜空はいっそう
豪華です。
今年木星のいるあたりがふたご座で、2等星のカストルと1等星の
ポルックスが仲良く並んでいる姿を見つけられたら、ふたご座も
クリアです。