冬本番、北風が強く寒い一日でした。
日本海側は荒れ模様のようですが、スタパ周辺は八ヶ岳が雪を
遮ってくれているようで、良い天気です。
スタパが位置する八ヶ岳南麓は基本的には太平洋側の天候なのですが、
八ヶ岳が太平洋側と日本海側を分けている形です。
なので、日本海側の雪の勢力がとても強い場合には、八ヶ岳が支え
きれずに雪が乗り越えて来てしまうことがあります。
ときには南側は星がギラギラ輝いているのに、北側が雲に覆われ
雪がコンコンと降るなんて場合もあるほどです。
今夜は快晴に近い天候だったのですが、強い北風に乗って雪が
フワフワ舞っていました。
こんな日は寒さが特に厳しく、風さえなければ・・・と思うことが
多いです。
冬の星見を楽しくするコツはなんと言っても、十分な防寒対策を
することです。
寒くて身体が冷え切ってしまうと、どんなに星がきれいに見えても、
星を楽しむ心の余裕がなくなってしまいます。
この冬に星見を計画している皆さんは、どうか考えられる限りの
防寒対策で臨まれることをお奨めします。
さて(ちょっとしつこいのですが)、冬の星見の楽しみの一つとも
言えるカノープス探し。
一昨日もおおいぬ座から探す方法を載せましたが、今日はオリオン座も
含めた位置関係の写真を載せます。
ベテルギウスが南中する頃から、ちょっと過ぎる頃がカノープスの
見頃になります。