今日も寒い一日でした。
その分空は澄んで、きれいな八ヶ岳ブルーです。
日没後は半月前の月がとても明るく感じました。
星空観察会の始まる時刻には-10℃というかなり強烈な寒さに
なりました。
寒いのが苦手な方にはちょっとつらいかも知れないのですが、
この寒さに耐えた人だけがこの時期だけの最高の星空を堪能する
ことができます。
さて、この時期22時過ぎになると西の空に秋の星座達のなごりが
平線に近づいて行きます。
カシオペヤ座、ペルセウス座、おひつじ座、さんかく座、アンドロ
メダ座のあたりです。(右下のオレンジ色の空はスキー場の
灯りです。)
星座をキッチリ覚えるようになると、そのあたりを見ると自動的に
星座の形をつなぐ線が(頭の中で)見えるようになって、その星座の
姿が浮かび上がるようになります。(ペルセウスの星の並びはかなり
難しいですが・・・)
ただ星座を覚えるときというのは(私の場合ですが・・)、その星座が
南中に近い頃か昇ってくる頃が多く、沈む頃というのはあまりなじみが
ありません。
なじみが無いと普段認識している星座の形とは(先入観なしに)別の
ものが見えてしまうことがあります。
で、上の写真の星の並びをつなぎ直すと・・・
何気なく空を見上げたとき、私には巨大なUFOの母船2機が、
今まさに着陸しようとしているように(私には)見えてしまいます。
上の1機はペルセウス座をベースとして、スバルと二重星団が
両翼に着いていて、まるで翼の先で光るライトのようです。
下のもう1機はおひつじ座、さんかく座、アンドロメダ座の足下、
カシオペヤ座の一部を含む大型母船です。
想像力をたくましくすると、まるでSF映画のワンシーンのようです。
この星座達が頭の真上にある頃はこんな風に星が繋げられない
のですが、この時期になると毎年こんな風に浮かび上がって見えて
しまうのが不思議です。(実は以前にも紹介していますが・・・。)
新しい星座を世に広めるなんて気は無いのですが、自分で
好き勝手に星を繋げて自分だけの星座を作る楽しみがあっても
良いと思っています。