今日も一日八ヶ岳ブルーでした。
朝は月と金星のランデブーが見られました。
頑張って早起きしたご褒美か、暁に輝く天空で太陽に次いで明るい月と
その次に明るい金星の競演は何とも印象的で素晴らしい眺めです。
660mmの望遠レンズの写野に月と金星が収まります。
そして今朝はもう一つ、カタリナ彗星が月と金星のすぐ近くにいました。
月・金星・彗星のスリーショットを撮ろうかとも思ったのですが、
光度差が大きすぎてきれいな絵にはなりそうもなかったので、
彗星のみのクローズアップを撮りました。
(少し薄雲の影響を受けてしまいましたが・・・)
ダストテイルが左下に、イオンテイルが右上に伸びて「へ」の字に
なっています。
白黒反転した画像では右上に伸びるイオンテールが画面の端のほうまで
伸びているのがわかります。
写真だとすごい彗星のように見えてしまいますが、肉眼では10倍50mmの
双眼鏡でかろうじて存在が分かる程度の見え方で、40cm望遠鏡で見ると
ダストとイオンの2本の尾が伸びているのがそらし目にして何とか
分かる程度の見え方でした。
見て楽しいかどうかは意見の分かれるところだと思います。
(マニアックな方は喜ぶかも知れませんが、初心者ほどガッカリすると
思います。)
一応、月のクローズアップもアップしておきます。
写VixenED102S(D102mm/f660mm)+Canon6Dの直焦撮影でトリミングして
います。