今日は一日八ヶ岳ブルーの青空が広がる良い天気。
昨晩パラ付いた雪がうっすら残っています。
八ヶ岳山頂付近はまた真っ白になりました。
午後には上弦の月が青い空に昇り、とても印象的な眺めでした。
さて今日の月、「月面X」と呼ばれる模様が見えるとの予報が出て
いましたので撮影してみることにしました。
いくつかの寄り合ったクレーターの縁が光線の加減で「X」のように
見える現象なのですが、一朔望月(29.5日)の間に数時間しか見ることが
できません。
その時刻で観測地が夜で、わりと月が高い位置にあって、かつ晴れて
いなければ観測できませんので、見ることができるチャンスは年間で
数回あるかないかです。
今日は天候も、月も位置もとても良い条件でしたので、「X」の見え方の
変化を追ってみることにしました。
30分毎を目標にしましたが、ゲストが有りましたので、夕食の
準備から給仕、後片付け、観察会という一連の仕事の合間に撮影
しましたので、概ね30分毎(最後は観察会を挟んでいるので1時間)
の間隔になってしまいました。(拡大してみて下さい)
それでもだんだん日が昇って「X」の形が崩れていく様子がおわかり
頂けると思います。