今日は気持ちのよい八ヶ岳ブルーが戻ってきました。
主峰赤岳もクッキリ見え、南アルプスや富士山もとても近く感じられる風景でした。
昨日一昨日と体調不良でダウンしていたのですが、昏々と眠り続けたおかげで今日は絶好調です。
頭もとてもクリアに冴えていて、いつもならやらないことまでいろいろやってしまいます。
今日は「いろいろ増強中」シリーズの一つでもあるのですが、以前からスタパにある日本特殊光器(JSO)の22cmシュミカセを、ビクセン製センサー型赤道儀に取り付けられるようにする作業をしました。
元々センサー型赤道儀はセレストロンの28cmシュミカセ(=C11)を載せるための架台だった(純正購入時の組み合わせです)のですが、C11がロスマンディG11赤道儀に載せられるようになったので、JSOの22cmにこの架台が回ってきたわけです。
取り付けられるようにするためには多少の金属加工と、架台(三脚を含む)のお掃除が必要だったので、延び延びになっていました。
しばらく出番のなかったJSOの22cmもこれで少しは出番が多くなるかも知れません。
さて今日はこの作業をしているときに前の畑をキツネがトコトコと歩いて行きました。
これまでも目撃することは多かったのですが、こんなふうに写真を撮ることができたのは初めてでした。
そして夜は満天の星。
まさに「空の美術館」という感じで、様々な星座が輝いて見えました。
観察会が終わる時刻(22時頃)にはオリオン座が西の森に傾き、「さらばオリオン!」と声をかけたくなるような風景です。
3月なので当然と言えばそうなのですが、この星景を見ると、いよいよ冬が終わるなぁ・・という気分になります。
JSOの22cmでも久々に星を見て、アメリカ製のシュミカセとひと味違う締まった星像を楽しむことができました。
撤収するときには、黄緑色に輝く流星も見えて、今日は朝から晩まで絶好調の一日でした。