シュミカセンジャー ブラック

スタパ周辺の畑では農作業が始まりだしています。

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今日はなんともスッキリしない天候のまま夜が更けてしまいました。

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週末なのに困ったものだと思っていたら23時頃になってパッと晴れてダブルヘッダーになりました。(良かった~ッ!)

さて先日紹介した5台のシュミットカセグレイン式望遠鏡、ボウエン戦隊シュミカセンジャーズですが、今日からは1台ずつ細かく紹介してゆきます。

今日はシュミカセンジャーズの末弟(一番小さいという意味と、一番最後にスタパにやって来たということでこの表現になります)、シュミカセンジャー ブラックです。

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正式名称はセレストロンC5(口径127mm、焦点距離1250mm)です。
(一昨日の紹介の中で口径125mmと書きましたが正しくは127mmでした。)

現在市販されているシュミカセ型望遠鏡の中では一番小さな口径の機種です。

過去には100mmクラスのものも流通していましたが、このての光学系は小さくすると接眼レンズの大きさを小さくできる訳ではないので、迷光の処理が難しくなり性能が確保しにくくなるので、現状ではこのC5が最小として落ち着いているようです。

さてこのブラック、戦隊の中での位置づけは何と言っても機動性の高さと、取り回し・汎用性の高さが特色の機種といえます。

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専用のセミソフトケースに(ファインダーつきのまま)入れて、気軽に持ち運べること。

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大きめのカメラ三脚に載せて使えること。

ファインダーが正立式なので、フィールドスコープとしても使い勝手が良いですし、超望遠レンズとしても使うことができます。

見え味は他のシュミカセンジャーズと較べてしまうと口径なりで特別な部分はないのですが、唯一気楽に持ち歩くことができる大きさと重さです。

スタパでは貸出用望遠鏡としても出番が多いです。

口径80mmの屈折機よりも取り回しが良く、性能が優れている部分が多いというのが人気の理由だと思います。

そんなわけで今後も活躍する機会は多い機種だと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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