午前中は青空が見えましたが、天気はゆっくり下り坂。
週末になると天候が悪くなる残念なパターンです。
さてこの時期天気が良いと、20時過ぎには南を境に西の空には冬の星座達が、東の空には春の星座達が見えるという、ちょうど冬から春への星座の入れ替え時期とも言える感じがします。
ちょうどこの時分には北斗七星の柄の部分のカーブをそのまま延ばして、うしかい座のアルクトゥールスとおとめ座のスピカに繋がる「春の大曲線」が東の空に昇ってきます。
春の後半(4月後半から5月にかけて)はこの大曲線が頭の真上で夜空を袈裟懸けに横切るのですが、この時期はまだ低いところにあるので、北の中天から南の低空に向けて急降下するジャンプ台のカーブのように見えます。
なので私はこの時期の「春の大曲線」を「早春のジャンプ台」と呼ぶことにしています。
またスピカから左上に昇ってゆく曲線と考えると銀河鉄道の発射台を想像することもできて何だかワクワクします。
今年はその上に木星があってわりと賑やかなので、ぜひご覧頂ければと思います。