今日の日中は雲の多い天候。
画竜点睛と言った感じで見える青空がとても印象的でした。
気温はとても高く、コートはもちろんフリースでさえいらないほどの暑さ。
越冬蝶が飛び始めました。(たぶんキオドシチョウかと)
夜は少し雲が多かったのですが何とか観察会ができました。
ここのところ週末になると曇るというパターンが続いたのですが少しズレてくれ始めたようです。
さてシュミカセンジャー イエローの逆襲、その2・・・といっても別に望遠鏡が逆襲するはずもないのですが・・・・・
イエローさん曰く、オレンジ姉さんのようなサブスコープが欲しいのだそうな。
確かに20cm超クラスのF10シュミカセでは低倍率が得にくく、出張観察会などの時には低倍率用のサブスコープがあった方が便利ですし、将来的にオートガイダーを組合わせるためにサブスコープはぜひ欲しいアイテムになります。
そんなわけでスタパの望遠鏡に新たに加わったのがこれ
その名も60mm天体望遠鏡。
なんのひねりもなく、銘板にもD=60mm,f=400mmと書いてあるだけでメーカー名すら書いてありません。
取説もないので詳しくは分からないのですが、付属するカメラアダプターがミザール製なのでたぶん本体もミザール製だと思います。
この望遠鏡、前述のカメラアダプターの他にご丁寧に微動雲台まで付属しています。(これが購入の決め手だったのですが・・)
マニア的に気に入ったのは総金属製、鏡筒やレンズセルはもちろん、ピントノブやファインダーまでほとんどの機械部品が金属製でできています。
またファインダーは小さな物なのですが、しっかりアクロマートレンズを使用したしっかり見えるものです。
古き良き日本のクラフトマンシップの塊のようなできなのと、前のオーナーがとても大切に使っていたのか、接眼レンズやプリズム類にほとんど曇りがなくクリアに見えるものでした。
中古の古スコとしてはかなり当たりの物でした。
というわけでイエローさんと並ぶとこんな感じ。
微妙な色の違いはありますが、ほぼ同色と言える範囲です。
別にサブスコープが同色である必要も無いですし、オレンジ姉さんとの供用をしてもよいのですが、そこはイエローさんのたってのリクエストでしたので・・・・
そんなわけでイエローさんにこのサブスコープを同架できるようにしなければならないのですが、それについてはまた後日・・・
スタパオーナーさま
楽しく拝見させて頂き、また色々と勉強させていただいております。
私の手元にあるオレンジの単焦点望遠鏡が、全く同じ種類のものでした!
先日、私がヤフオクで落札した古スコが、一体どこのメーカーのものなのだろうとネットを探していましたところ、こちらのサイトに再度たどり着いた次第です。
大阪のクリアー光学という会社が作っていたものに酷似していたのですが、フードまで同色で、ピントノブがアルミ製であること、バネを仕込んである微動装置など、珍しいもので、他では見つけられませんでした。
くりりんさま
そういえばこの短焦点屈折、あまり見かけませんね。
総金属製で最近では見かけないしっかりした作りですよね。
まだ日本が世界の望遠鏡工場として機能していた頃の製品なのだと思います。
見え味は今一つですが、クラフトマンシップの感じられる一品だと思います。