BKMAK150を使う その7

今日は曇りのち雨

星の見えない夜となりました。

さて今日も150mmマクカセ「BKMAK150」レビューの続きです。

昨日もBKMAK150で撮影した月の写真をご覧頂きましたが、フルサイズのデジカメ(Eos6D)と組み合わせた時、どのような画角になるか昼間の景色で検証することにしました。

屋内からの窓ガラス越し撮影なので解像度は非常に悪いですが御容赦下さい。

直接焦点では周辺減光はあるものの四隅までキッチリ写っています。

次にセレストロン製0.67レデューサーレンズを組合わせて撮影しました。

四隅にケラレが生じますが、倍率は0.73倍ほどで、正方形切り出しなら使えそうな写野です。

次に同じ条件でシュミカセC5で撮影します。

C5は接眼部が31.7mmサイズなので接眼部を専用のカメラアダプターに変更する必要があります。

まずは直接焦点。

レデューサーを付ける前から四隅にケラレが見え始めています。

ベースの口径比がF10で焦点距離も短いので、F12のBKMAK150より明るく広い範囲が写せますが、周辺減光は大きめです。

0.67レデューサーレンズを組合わせると・・・

ケラレはさらに拡大され周辺減光もより大きくなるのでAPS-Cフォーマットやm4/3との組合わせ向けといった感じです。

設計的にBKMAK150は中心像重視の高倍率向けとなっているのですが、直接焦点撮影では予想外に良像範囲が広いようです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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